大学1年生の小野正之助（佐賀・山梨学院大）と吉田アラシ（千葉・日大）が優勝…2022年栃木国体・第2日（成年男子フリースタイル）

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

　2022年いちご一会とちぎ国体レスリング競技・第2日は10月3日、栃木・FUKAI SQUARE GARDEN 足利（足利市民体育館）で3部門の決勝までが行われ、成年男子フリースタイル57kg級で2019・21年インターハイ王者の小野正之助（佐賀・山梨学院大）が優勝。97kg級でも昨年のインターハイ王者で、今年の全日本学生選手権2位の吉田アラシ（千葉・日大）が勝ち、ともに大学1年生で王者に輝いた。

▲決勝でアジア選手権3位の新井陸人（鹿児島・自衛隊）を撃破した小野正之助（佐賀・山梨学院大）＝撮影・保高幸子

▲8月の全日本学生選手権は決勝で敗れて1年生王者ならなかった吉田アラシ（千葉・日大）だが、今大会は1年生で栄冠を手にした＝撮影・保高幸子

　86kg級は負傷で戦列を離れていた2021年世界選手権代表の石黒隼士（埼玉・自衛隊）が復活優勝。125kg級は今年の世界選手権97kg級代表の石黒峻士（東京・新日本プロレス職）が制し、2021年明治杯全日本選抜選手権に続く兄弟優勝を達成した。

　65kg級は全日本学生選手権優勝の清岡幸大郎（高知・日体大）、74kg級は同2位の小柴伊織（佐賀・日体大）がそれぞれ優勝。61kg級は田南部魁星（千葉・日体大）が3大会連続優勝を目指す藤田雄大（三重・自衛隊）を決勝で下し、日体大に進学後、初の全国タイトルを手にした。

▲兄弟優勝を達成した石黒峻士（左＝東京・新日本プロレス職）と石黒隼士（埼玉・自衛隊）＝撮影・保高幸子

　各階級の成績は下記の通り、

成年男子フリースタイル

　【57kg級】

　▼決勝
小野正之助（佐賀・山梨学院大）○［8-5］●新井陸人（鹿児島・自衛隊）

　▼準決勝
小野正之助（佐賀・山梨学院大）○［4-0］●荒木大貴（熊本・自衛隊）
新井陸人（鹿児島・自衛隊）○［8-2］●弓矢暖人（三重・日体大）

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　【61kg級】

　▼決勝
田南部魁星（千葉・日体大）○［8-0］●藤田雄大（三重・自衛隊）

　▼準決勝
田南部魁星（千葉・日体大）○［5-2］●深水小鉄（大分・東洋大）
藤田雄大（三重・自衛隊）○［6-1］●森田魁人（埼玉・山梨学院大）

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　【65kg級】

　▼決勝
清岡幸大郎（高知・日体大）○［8-1］●上野裕次郎（栃木・栃木県スポーツ協会）

　▼準決勝
上野裕次郎（栃木・栃木県スポーツ協会）○［Tフォール、4:42=10-0］●堤泰樹（静岡・日体大）
清岡幸大郎（高知・日体大）○［4-1］●諏訪間新之亮（佐賀・国士舘大）

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　【74kg級】

　▼決勝
小柴伊織（佐賀・日体大）○［4-2］●三輪優翔（和歌山・ALSOK）

　▼準決勝
三輪優翔（和歌山・ALSOK）○［4-3］●木下貴輪（鹿児島・クリナップ）
小柴伊織（佐賀・日体大）○［4-2］●志賀晃次郎（東京・警視庁）

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　【86kg級】

　▼決勝
石黒隼士（埼玉・自衛隊）○［7-0］●松雪泰成（愛知・レスターホールディングス）

　▼準決勝
松雪泰成（愛知・レスターホールディングス）○［Tフォール、2:34=11-0］●栃倉健人（新潟・日大）
石黒隼士（埼玉・自衛隊）○［Tフォール、1:49=10-0］●五十嵐文彌（山梨・山梨学院大）

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　【97kg級】

　▼決勝
吉田アラシ（千葉・日大）○［9-6］●園田平（滋賀・自衛隊）

　▼準決勝
吉田アラシ（千葉・日大）○［Tフォール、2:59=13-2］●大津拓馬（長崎・ALSOK）
園田平（滋賀・自衛隊）○［6-1］●二ノ宮寛斗（岐阜・不二精機）

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　【125kg級】

　▼決勝
石黒峻士（東京・新日本プロレス職）○［不戦勝］●藤田龍星（茨城・日大）

　▼準決勝
石黒峻士（東京・新日本プロレス職）○［フォール、0:36=4-0］●田中哲矢（鹿児島・自衛隊）
藤田龍星（茨城・日大）○［3-3］●安田拓斗（秋田・秋田県スポーツ協会）