※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
※エントリーによる予想で、負傷による棄権・選手交代等は勘案しておりません
10月2日(日)・3日(月) 成年男子フリースタイル/女子/少年男子フリースタイル
4日(火)・5日(水) 成年男子グレコローマン/少年男子グレコローマン
【51kg級】《トーナメント表》
菊地優太(静岡・飛龍)が全国高校選抜大会、インターハイに続く高校三冠王を目指す。インターハイ決勝で11-13の惜敗だった里中飛雅(千葉・日体大柏)のリベンジなるか。
インターハイ3位でU17アジア選手権2位の実績を残している赤木烈王(兵庫・猪名川)、U17世界選手権48kg級の舞台を経験した吉田アリヤ(東京・帝京/JOCエリートアカデミー)らが優勝争いに加われるか。
【55kg級】《トーナメント表》
インターハイ決勝で惜敗して優勝を逃した勝目大翔(静岡・飛龍)が、高校最後の大会での優勝を目指す。決勝の相手(坂本輪=東京・自由ヶ丘学園)は不出場。2回戦で昨年のインターハイ51kg級王者の松村祥太郎(千葉・日体大柏)と対戦がヤマ場となりそう。
反対ブロックでは、インターハイ3位の小川大輝(青森・八戸工大一)と嶋川潔生(和歌山・和歌山北)、全国高校選抜大会3位の伊藤洋行(秋田・秋田商)らが決勝進出を争いそう。
【60kg級】《トーナメント表》
インターハイを制し、高校生として初めてU20世界選手権(61kg級)で優勝した西内悠人(高知・高知南)が、高校の最後の大会を締めくくることができるか。全国高校選抜大会で西内を破り、優勝した須田宝(佐賀・鳥栖工)は、インターハイ決勝では西内に敗れた。今季1勝1敗のあとの決着戦は、実現するとすれば決勝。激戦が予想される。
須田のブロックにいるJOCジュニアオリンピックカップU17-60kg級優勝の荻野大河(埼玉・埼玉栄)が、全国高校生グレコローマン選手権優勝の勢いを持ち込めるか。
【65kg級】《トーナメント表》
全国高校選抜大会とインターハイを制した細川周(京都・丹後緑風)が高校三冠王を目指す。インターハイでは全試合、無失点のフォールかテクニカルフォールで圧勝した。今回も強さを見せるか。
同じブロックにいるJOCジュニアオリンピックカップU17-65kg級優勝の菅野煌大(東京・帝京/JOCエリートアカデミー)、U17アジア選手権65kg級3位の瀧澤勇仁(神奈川・慶応)、全国高校選抜大会2位の平井友真(山梨・甲府城西)らが、細川の勢いを止められるか。
反対ブロックでは、インターハイ3位の金子晴翔(茨城・霞ケ浦)と内田怜児(埼玉・埼玉栄)が決勝進出を争うか。
【71kg級】《トーナメント表》
山口叶太(東京・自由ヶ丘学園)が、全国高校選抜大会、インターハイに続く高校三冠王を目指す。昨年のインターハイで1年生チャンピオンに輝いたあと、JOCジュニアオリンピックカップU17-71kg級を含めて白星街道をばく進しており、今年のインターハイでは無失点の全試合フォールかテクニカルフォールで優勝。今大会も圧勝続きで勝ち抜くか。
反対ブロックからは、インターハイ2位の伊藤拳将(千葉・日体大柏)とU17アジア選手権優勝の安藤慎悟(大阪・興國)が決勝進出を争うか。
【80kg級】《トーナメント表》
全国高校選抜大会とインターハイを制した神谷龍之介(三重・いなべ総合学園)が高校三冠王へ挑む。U20世界選手権では銀メダル獲得。世界でも通用する実力を見せての快挙を目指す。同じブロックにいるU17世界選手権出場の浅野心(岡山・高松農)が、神谷の牙城を崩せるか。
反対ブロックでは、インターハイ2位の吉田泰造(香川・高松北)と3位の増田大将(埼玉・埼玉栄)が決勝進出を争うか。吉田は、インターハイ決勝では神谷から一時はリードを奪った。決勝進出を果たして神谷へのリベンジへ挑みたいところ。
【92kg級】《トーナメント表》
甫木元起(佐賀・鳥栖工)が全国高校選抜大会、インターハイに続く高校三冠王へ挑む。インターハイでは全試合をテクニカルフォール勝ち(他に不戦勝1試合)。他の強豪はグレコローマンへ出場するので、今回も圧勝続きの優勝となるか。
【125kg級】《トーナメント表》
両スタイルを通じてこの階級の不動の王者(バトバヤル・ナムバルダグワ=千葉・日体大柏)はグレコローマンへ出場。空いた座を、インターハイ3位の丸山政陽(静岡・沼津城北)、全国高校選抜大会2位の能瀬龍樹(石川・志賀)、同3位の川松雷葵(大阪・大体大浪商)らが争う。