タミラ・メンサ・ストック（米国）が優勝、米国が2階級制覇…2022年世界選手権・第6日

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

　【ベオグラード（セルビア）】2022年世界選手権・第6日は9月15日、セルビア・ベオグラードで女子4階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、57kg級で櫻井つぐみ（育英大）が世界V4を目指したヘレン・マル―リス（米国）を破って優勝したほか、米国が2階級、モルドバが1階級で優勝した。

昨年の雪辱を果たして世界一に返り咲いたタミラ・メンサ・ストック（米国）

　米国は、68kg級で東京オリンピック優勝のタミラ・メンサ・ストックが優勝。昨年3位に終わった雪辱を果たし、2019年以来の世界チャンピオンに輝いた。72kg級は、昨年と今年のU20世界選手権（昨年は呼称は「ジュニア」）を制した19歳のアミート・エロルが勝った。

　59kg級は、U23とシニアの欧州チャンピオンのアナスタシア・ニチタ（モルドバ）が優勝。同国としては、昨年65kg級のイリナ・リンガシに続いて、2年連続で世界チャンピオンが誕生した。

　国別対抗得点は5階級制覇の日本が8大会連続優勝。米国が2位、中国が3位だった。

　各階級のファイナル成績は下記の通り。

女子

　【57kg級】＝19選手出場

　▼決勝
櫻井つぐみ（日本）○［3-0］●Helen MAROULIS（米国）

　▼3位決定戦
Anhelina LYSAK（ポーランド）○［10-6］●Davaachimeg ERKHEMBAYAR（モンゴル）
Alina HRUSHYNA（ウクライナ）○［Ｔフォール、3:45=10-0］●Zhala ALIYEVA（アゼルバイジャン）

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　【59kg級】＝14選手出場

　▼決勝
Anastasia NICHITA（モルドバ）○［4-1］●Grace BULLEN（ノルウェー）

　▼3位決定戦
Jowita WRZESIEN（ポーランド）○［4-2］●Erdenesuvd BAT ERDENE（モンゴル）
元木咲良（日本）○［フォール、3:46=7-0］●Qi ZHANG（中国）

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　【68kg級】＝23選手出場

　▼決勝
Tamyra MENSAH STOCK（米国）○［フォール、2:11=6-0］●石井亜海（日本）

　▼3位決定戦
Linda MORAIS（カナダ）○［フォール、2:45=4-4］●Nisha DAHIYA（インド）
Irina RINGACI（モルドバ）○［フォール、0:51=4-0］●Feng ZHOU（中国）

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　【72kg級】＝14選手出場

　▼決勝
Amit ELOR（米国）○［Ｔフォール、1:13=10-0］●Zhamila BAKBERGENOVA（カザフスタン）

　▼3位決定戦
古市雅子（日本）○［3-2］●Buse CAVUSOGLU TOSUN（トルコ）
Alexandra ANGHEL（ルーマニア）○［Ｔフォール、4:54=10-0］●Svetlana OKNAZAROVA（ウズベキスタン）