※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
【ベオグラード(セルビア)】2022年世界選手権は9月10日、セルビア・ベオグラードで開幕。男子グレコローマン4階級の準決勝までが行われ、55kg級の塩谷優(拓大)が3回戦で敗れながら、敗者復活戦に回って銅メダルを目指すことになった。77kg級の屋比久翔平(ALSOK)は3回戦で敗れ、72kg級の堀江耐志(自衛隊)と87kg級の角雅人(自衛隊)は、ともに初戦で黒星。いずれも敗者復活戦に回れなかった。
塩谷は、1回戦で中国選手に、2回戦でウクライナ選手に、ともに無失点のテクニカルフォール勝ち。しかし3回戦で、2018年世界チャンピオンで今年の欧州選手権3位のエルダニズ・アジズリ(アゼルバイジャン)に0-9でテクニカルフォール負けした。アジズリが決勝に進み、敗者復活戦へ回って銅メダルを目指すことになった。
屋比久は初戦の2回戦でデンマーク選手に勝ったものの、3回戦でリウ・ルイ(中国)に5-6で黒星。リウ・ルイが決勝に進めず、敗者復活戦の道を断たれた。
堀江、角はともに初戦で黒星。相手が決勝に進めず、敗者復活戦に進めなかった。
各選手の成績は下記の通り。(撮影=保高幸子)
【55kg級】塩谷優(拓大) 18選手出場《トーナメント表》
敗復戦 Giovanni FRENI(イタリア)
3回戦 ●[Tフォール、3:47=0-9]Azizli, Eldaniz(アゼルバイジャン)
2回戦 ○[Tフォール、3:17=9-0]Koriun SAHRADIAN(ウクライナ)
1回戦 ○[Tフォール、1:53=8-0] Jiahao LIU(中国)
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【72kg級】堀江耐志(自衛隊) 25選手出場《トーナメント表》
1回戦 ●[3-7]Ibragim MAGOMADOV(カザフスタン)
※敗者復活戦に回れず
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【77kg級】屋比久翔平(ALSOK) 33選手出場《トーナメント表》
3回戦 ●[5-6]Rui LIU(中国)
2回戦 ○[4-3]Oliver Marco KRUEGER(デンマーク)
1回戦 BYE
※敗者復活戦に回れず
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【87kg級】角雅人(自衛隊) 30選手出場《トーナメント表》
1回戦 ●[Tフォール、4:06=2-12]Alex KESSIDIS(スウェーデン)
※敗者復活戦に回れず