※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2022年JOCジュニアオリンピックカップ・ジュニアクイーンズカップ最終日は4月10日、東京・駒沢体育館でU20(旧ジュニア)の部が行われ、今月19日からモンゴル・ウランバートルで行われるアジア選手権代表でもある53kg級の藤波朱理(日体大)と62kg級の尾﨑野乃香(慶大)が、ともに3試合を無失点のフォール、またはテクニカルフォールで勝ち上がって2年連続優勝を達成した。
藤波は2015年の小学生5・6年の部から7大会連続で、JOCジュニアオリンピックカップ賞を受賞。2017年から5大会連続優勝の尾﨑は、オリンピックゴールドメダル賞を受賞した。
他に、50kg級の伊藤海(早大)、59kg級の元木咲良(育英大)、65kg級の石井亜海(育英大)、72kg級の新倉すみれ(神奈川大)の4選手が昨年に続いて優勝を達成。新倉は藤波、尾﨑とともにアジア選手権に出場する。
55kg級は2019年世界カデット選手権49kg級優勝の清岡もえ(育英大)、57kg級は同57kg級優勝の屶網瑠夏(至学館大)が制した。76kg級は2017~19年に全国中学生選手権3連覇の茂呂綾乃(東京・安部学院高)が、昨年のこの大会のカデット73kg級に続いて優勝。65kg級は昨年62kg級2位の吉武まひろ(日体大)が勝った。
各階級の成績は下記の通り。(撮影=保高幸子)
U20 | 50kg | 53kg | 55kg | 57kg | 59kg |
一覧表 | 62kg | 65kg | 68kg | 72kg | 76kg |
《個人賞》
【JOCジュニアオリンピックカップ賞】藤波朱理(53kg級=日体大)、【オリンピックゴールドメダル賞】尾﨑野乃香(62kg級=慶大)
【50kg級】=25選手出場
▼決勝
伊藤海(早大)○[フォール、5:55=11-3]●坂本由宇(神奈川大)
▼3位決定戦
森川晴凪(愛知・至学館高)○[4-0]●眞柄美和(愛知・至学館高)
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【53kg級】=14選手出場
▼決勝
藤波朱理(日体大)○[Tフォール、1:12=10-0]●木村彩夏(法大)
▼3位決定戦
服部里桜(法大)○[Tフォール、0:50=10-0]●平戸紅葉(南九州大)
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【55kg級】=10選手出場
▼決勝
清岡もえ(育英大)○[6-1]●大野真子(日体大)
▼3位決定戦
丸未永海(愛知・至学館高)○[10-5]●袴田ちはや(静岡・沼津城北高)
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【57kg級】=11選手出場
▼決勝
屶網瑠夏(至学館大)○[Tフォール、2:04=10-0]●水澗琉奈(神奈川大)
▼3位決定戦
山口夏月(至学館大)○[Tフォール、0:30=10-0]●黒木美帆(福岡大)
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【59kg級】=11選手出場
▼決勝
元木咲良(育英大)○[フォール、1:44=8-0]●中村成実(法大)
▼3位決定戦
長谷川姫花(大阪・堺リベラル高)○[6-0]●岡田純奈(日体大)
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【62kg級】=9選手出場
▼決勝
尾﨑野乃香(慶大)○[フォール、1:23=10-0]●池畑菜々(兵庫・芦屋学園高)
▼3位決定戦
惣崎優音(日体大)○[フォール、4:58=12-5]●高橋衣織(福島・ふたば未来学園高)
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【65kg級】=11選手出場
▼決勝
吉武まひろ(日体大)○[Tフォール、1:22=10-0]●伊藤渚(三重・いなべ総合学園高)
▼3位決定戦
寺本鈴(山梨学院大)○[Tフォール、5:07=10-0]●山田亜優香(国際武道大)
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【68kg級】=2選手出場
▼決勝
石井亜海(育英大)○[フォール、0:26=4-0]●小林久美(福岡大)
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【72kg級】=3選手出場
《3者リーグ戦》[1]新倉すみれ(神奈川大) 3勝、[2]藤倉優花(育英大)1勝1敗、[3]髙田ここな(日体大) 2敗
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【76kg級】=4選手出場
▼決勝
茂呂綾乃(東京・安部学院高)○[4-2]●山本和佳(至学館大)
▼3位決定戦
髙巢菜々葉(大阪・堺リベラル高)○[フォール、0:40=4-0]●前田鈴華(福岡大)