※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子グレコローマンのロシア選手権が2月4~6日にスーズダリで行われ、82kg級は2024年パリ・オリンピックで3度目の王者に挑戦することを表明したロマン・ブラソフが優勝した。決勝は東京オリンピック77kg級5位のアレクサンダー・チェヒルキンの体調不良による不戦勝だった。
60kg級は2018年世界選手権優勝のセルゲイ・エメリンが勝った。同級のもう一人の強豪のステパン・マリャニャンは体調不良で出場しなかった。
同スタイルのゴギ・コクアシビリ監督は、このあと大きな国際大会がないため、モスクワでの合宿で3月末の欧州選手権(ハンガリー・ブダペスト)の代表を決めるという。
各階級の優勝選手は下記の通り。
▼55kg級 Toshev, Dovudzhon=2021年ロシア選手権
▼60kg級 Emelin, Sergey=2021年東京オリンピック3位
▼63kg級 Labazanov, Ibragim=2021年世界選手権10位
▼67kg級 Gauzhaev, Adam=2019年欧州ジュニア選手権63kg級3位
▼72kg級 Yarbilov, Magomed=2019年U23世界選手権7位
▼77kg級 Mantsigov, Abuyazid=2021年ロシア選手権優勝
▼82kg級 Vlasov, Roman=2021年世界選手権77kg級優勝
▼87kg級 Alirzaev, Milad=2021年欧州選手権3位
▼97kg級 Sargsyan, Artur=2021年世界選手権3位
▼130kg級 Nazhmudinov, Kurban=2020年モスクワGP優勝