※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界レスリング連盟(UWW)は今年から、毎月の「レスラー・オブ・ザ・マンス」(月間最優秀選手賞)を選出し、発表することになった。1月は、男子グレコローマンがフェリックス・バルダウフ(ノルウェー)、男子フリースタイルがカイル・スナイダー(米国)、女子はボロルツヤ・バトオチル(モンゴル)の3選手が選ばれた。
バルダウフは男子グレコローマン97kg級で東京オリンピック出場を逃したあと、負傷を乗り越えて「ザグレブ・オープン」の同級で優勝。カムバックが評価された。
東京オリンピック銀メダルのスナイダーは、ロシア・クラスノヤルスクで行われた「ヤリギン国際大会」の男子フリースタイルの97kg級で、ロシア選手以外で唯一の優勝を遂げた。東京オリンピックの銅メダリストのバトオチルは、同じく「ヤリギン国際大会」での金メダルが評価された。