2022.02.07

2022年1月の「レスラー・オブ・ザ・マンス」にカイル・スナイダー(米国)ら3選手…UWWが今年からスタート

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 

 世界レスリング連盟(UWW)は今年から、毎月の「レスラー・オブ・ザ・マンス」(月間最優秀選手賞)を選出し、発表することになった。1月は、男子グレコローマンがフェリックス・バルダウフ(ノルウェー)、男子フリースタイルがカイル・スナイダー(米国)、女子はボロルツヤ・バトオチル(モンゴル)の3選手が選ばれた。

 バルダウフは男子グレコローマン97kg級で東京オリンピック出場を逃したあと、負傷を乗り越えて「ザグレブ・オープン」の同級で優勝。カムバックが評価された。

 東京オリンピック銀メダルのスナイダーは、ロシア・クラスノヤルスクで行われた「ヤリギン国際大会」の男子フリースタイルの97kg級で、ロシア選手以外で唯一の優勝を遂げた。東京オリンピックの銅メダリストのバトオチルは、同じく「ヤリギン国際大会」での金メダルが評価された。

記念すべき第1回「レスラー・オブ・ザ・マンス」受賞者。左からフェリックス・バルダウフ(ノルウェー)、カイル・スナイダー(米国)、ボロルツヤ・バトオチル(モンゴル)=UWWインスタグラムより