※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
米国レスリング協会は、今月27~30日にロシア・クラスノヤルスクで行われる「ヤリギン国際大会」(男子フリースタイル・女子)に男子12選手、女子4選手の派遣を発表。昨年の世界選手権で優勝した女子57kg級のヘレン・マルーリス(東京オリンピック3位)、男子フリースタイル57kg級のトーマス・ギルマン(東京オリンピック3位)、東京オリンピックと世界選手権で2位だったカイル・スナイダーらが参加する。
マルーリスとギルマンは世界選手権以来の国際大会。スナイダーは年末にロシアで行われた親善試合に出場しているが、国際大会はやはり世界選手権以来。2024年パリ・オリンピックに向けて早くも始動する。
ロシア協会のホームページによると、ロシアの男子フリースタイルは、東京オリンピックで優勝した57kg級のザウール・ウグエフ、74kg級のザウルベク・シダコフ、97kg級のアブデュラシド・サデュラエフは出場を免除されているものの、今年の欧州選手権や世界選手権のロシア代表を目指す選手には出場を義務づけているとのこと。ハイレベルな大会となりそうだ。