※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(2021年10月2~10日、ノルウェー・オスロ)
【男子フリースタイル65kg級・優勝】
ザギール・シャヒエフ(Shakhiev, Zagir=RWF:ロシア・レスリング連盟)
1999年4月15日生まれ、22歳。2016年世界カデット選手権優勝で国際大会デビュー。2018年からシニアで闘い、国際舞台ではなかなか優勝には恵まれなかったが、2020年ロシア選手権で2016年リオデジャネイロ・オリンピック優勝のソスラン・ラモノフを破って3位に入賞。
東京オリンピックへの重要な選考大会だった2021年ロシア選手権では、ガジムラド・ラシドフと決勝を争い、3-5で敗れた。その後、4月の欧州選手権を制し、世界選手権初出場で世界一へ。
■ザギール・シャヒエフの話「決勝の相手のイラン選手は、とてもいい選手であることを知っていました。(周囲も)接戦を予想したと思います。私は、6分間闘うつもりで万全の準備をしましたが、時間内に(テクニカルフォールで)勝つことも考えていました。それが実現できました。初めての世界一は、とてもうれしいです。神に感謝し、私を支えてくれた多く人たちに感謝します」
《1回戦~決勝の成績》=result / トーナメント表
決 勝 ○[Tフォール、1:25=14-4]Yazdani Cherati, Amir Mohammad Babak(イラン)
準決勝 ○[4-4]Tumur-Ochir, Tulga(モンゴル)
3回戦 ○[Tフォール、2:42=10-0]Kilicsallayan, Selahattin(トルコ)
2回戦 ○[5-4]Rohit, Rohit(インド)
1回戦 BYE
【表彰式】
[2]Yazdani Cherati, Amir Mohammad Babak(イラン)
[3]Tumur-Ochir, Tulga(モンゴル)
[3]Osmonov, Alibek(キルギス)
【決勝・動画】
Shakhiev, Zagir(RWF)○[Tフォール、1:25=14-4]●Yazdani Cherati, Amir Mohammad Babak(イラン)