※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2021年世界ジュニア選手権は8月16~22日、ロシア・ウファで行われ、男子フリースタイルはイランが5階級で優勝、女子は米国が4階級で勝ち、男子グレコローマンはロシアが5階級を制した。
男子フリースタイルは、イランのほか米国が3階級、ロシアが2階級で優勝。国別対抗得点はイラン、ロシア、米国にアゼルバイジャン、インドが続いた。
女子は米国のほか、ロシアが2階級で勝ち、スウェーデン、ベラルーシ、カザフスタン、ルーマニアが優勝。米国が4階級を制したのは大会史上初めて。国別対抗得点でも優勝した。2位はロシア、3位はインド。
男子グレコローマンは、ロシアのほか、イラン、アゼルバイジャン、オランダ、ベラルーシ、トルコが優勝を分け合った。国別対抗得点はロシアが優勝し、イラン、アゼルバイジャンと続いた。
あらゆる世代の世界選手権を通じてオランダの選手が優勝するのは、1978年のフランズ・ジャンセン(男子グレコローマン56kg級)以来2人目。
日本は3スタイルとも参加しなかった。男子フリースタイルは39ヶ国179選手、女子は29ヶ国123選手、男子グレコローマンは39ヶ国212選手が出場した。