※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
米国レスリング協会は8月12日、東京オリンピックの男子フリースタイルで優勝したデービッド・テーラーのほか、同97kg級銀メダルのカイル・スナイダー、同74kg級銅メダルのカイル・デイク、女子57kg級銅メダルのヘレン・マルーリスの4人のメダリストが、10月2~10日にノルウェー・オスロで行われる世界選手権への出場を表明したことを発表した。
米国の世界選手権代表は、9月11~12日にリンカーンで行われるチームトライアルで決まるが、東京オリンピックでのメダリストが世界選手権出場を希望した場合は自動的に決定されることになっており、4選手の世界選手権出場が決まった。
男子フリースタイル125kg級優勝のゲーブル・スティーブンソンや女子68kg級優勝のタミラ・メンサストックら、他の5人のメダリストは、現段階で表明していない。
ノルウェーはコロナ禍から脱しておらず、外国からの入国を制限するなど厳しい状況下にある。世界レスリング連盟(UWW)のネナド・ラロビッチ会長は東京オリンピックの期間中、「(世界選手権は)実施する方向だが、今後の状況次第」と話していた。