※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(2021年8月6日、千葉・幕張メッセ)
■女子53kg級優勝・向田真優(ジェイテクト)「(号泣)。ここに来るまで、(婚約者の志土地翔大コーチと)2人でやっていく中で、たくさんの人たちに二人で練習できる環境を作っていただいて、本当に感謝しています。(志土地コーチの目にも涙)自分よりも本当に苦しいことがたくさんあったと思うけど、いつも励ましてもらった。この大会で優勝することを目標にやっていたので、うれしいです」
(試合は)最後は神頼みをする気で、絶対に勝つという思いを持ち続けました。気持ちを切らさず、最後は気持ちで戦いました。
(表彰式後)ここに来るまでたくさんの方々にサポートしてもらって、この舞台に立つことができました。志土地コーチと2人の力でなかったら、取れなかったメダルだと思う。たくさんの人に感謝しています。表彰台の一番高いところで聞く君が代は、すごく最高な気持ちになりました。
これで勝たなかったら一生後悔すると思いました。オリンピックに出るまでに苦しいこともたくさんあった。でも、本当にこの日のために頑張ってきたので、結果が出せてよかったと思います」