※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2021年東京オリンピック第5日は8月5日、千葉・幕張メッセで男女3階級がスタート。準決勝までが行われ、女子53kg級の向田真優(ジェイテクト)が3試合を勝ち抜き、決勝進出を決めた。男子フリースタイル74kg級の乙黒圭祐(自衛隊)は上位進出ならなかった。
向田は、1回戦でジョセフ・エミリエネ・エッソンベ・タイコ(カメルーン)、2回戦で2019年世界選手権5位のロクサナ・マルテ・ザシナ(ポーランド)に、それぞれテクニカルフォール勝ち。準決勝でアジア予選1位のボロルツヤ・バトオチル(モンゴル)を6-3で破った。
決勝は、2019年世界選手権3位のパン・キアンユ(龐倩玉=中国)と対戦する。
乙黒は、1回戦で2019年世界選手権3位のダニアール・カイサノフ(カザフスタン)に黒星。カイサノフが準決勝で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
各選手の成績は下記の通り。
【53kg級】向田真優(ジェイテクト) 16選手出場
決 勝 Pang, Qianyu(龐倩玉=中国)
準決勝 ○[6-3]Bat-Ochir, Bolortuya(モンゴル)
2回戦 ○[Tフォール、3:00=12-2]Zasina, Roksana Marta(ポーランド)
1回戦 ○[Tフォール、2:08=10-0]Essombe Taiko, Joseph Emilienne(カメルーン)
【74kg級】乙黒圭祐(自衛隊) 14位=16選手出場
1回戦 ●[フォール、3:41=2-2]Kaisanov, Daniar(カザフスタン)
※乙黒は敗者復活戦に回れず