※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
《2018~21年主要国際大会成績》※網掛けが出場枠獲得国
男子フリースタイル | 57kg | 86kg | 97kg | 125kg |
男子グレコローマン | 67kg | 87kg | 97kg | 130kg |
【男子グレコローマン87kg級・日本代表】角雅人(自衛隊)
欧州から2018年世界チャンピオンのメテハン・バサール(トルコ)とロシアが出場枠を取れていない。欧州予選では、バサール、ミラド・アリルザエフ(ロシア)ともに2019年82kg級世界チャンピオンのジョージア選手に敗れての獲得失敗。獲得圏内にいることは間違いない。ロシアは2018年世界選手権7位のベカン・オズドエフが出てくる可能性もある。どちらが出てきても出場枠獲得の候補。
欧州からは、他に2018年世界選手権3位のアルトゥール・シャヒニャン(アルメニア)も大きな可能性を持つ一方、欧州選手権を制したズラビ・ダツナシビリ(セルビア=元ジョージア)が急浮上した形。2012・16年のオリンピック出場の実績を持つ。4月の「ダン・コロフ-二コラ・ペトロフ国際大会」(ブルガリア)でも優勝。勢いに乗っている。
アジアからはホセイン・ヌリ(イラン)がアジア予選で不覚を喫した。2017~19年の3年間にアジア大会を含めて4度アジア王者に輝いた実力者。アジア予選では2位に入った中国選手に準決勝で4-4の惜敗での獲得失敗だった。力は落としていない。2020年アジア選手権優勝のクマール・スニル(インド)も決勝進出を目指せる実力者。
2019年にパンアメリカン選手権とパンアメリカン大会を制覇したルイス・アベンダノ(ベネズエラ)が欧州・アジア勢を退けられるか。
5月5日(水)3スタイル抽選
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6日(木)男子フリースタイル全6階級(1回戦~準決勝)
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7日(金)前日実施階級の敗者復活戦/ファイナル
女子全6階級(1回戦~準決勝)
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8日(土)前日実施階級の敗者復活戦/ファイナル
男子グレコローマン全6階級
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9日(日)前日実施階級の敗者復活戦/ファイナル