※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
《2018~21年主要国際大会成績》※網掛けが出場枠獲得国
男子フリースタイル | 57kg | 86kg | 97kg | 125kg |
男子グレコローマン | 67kg | 87kg | 97kg | 130kg |
【男子フリースタイル57kg級・日本代表】高橋侑希(山梨学院大職)
北朝鮮がオリンピック不参加を表明した状況下で、最もマークすべき選手は2018年世界選手権5位のレイネリ・アンドレウ・オルテガ(キューバ)となろう。2020年パンアメリカン選手権で優勝しながら、同予選3位で出場枠を取れなかった。
高橋侑希が2018年ワールドカップで7-5、同年世界選手権で5-4でいずれも勝っている相手だが、その後、2019年U23世界選手権を制するなど成長している。そのときの実力ではあるまい。
だれが出てくるか現段階では読めないが、強敵の一人となるのがアゼルバイジャン代表。2018年欧州選手権優勝のギオルギ・エディシェラシビリ、2019年欧州大会優勝のマヒール・アミラスラノフ、欧州予選3位のイスラム・バザルガノフ。いずれも安定性という点で今ひとつ。ずば抜けた存在とは言えないが、だれが出てきても優勝戦線に残る可能性は十分。
2017年世界選手権3位のアンドレイ・ヤチェンコ(ウクライナ)は、昨年12月の個人戦ワールドカップ3位で、欧州予選も3位。あなどれない存在と言えよう。
モンゴルからアジア予選に出場した2018年世界選手権61kg級3位のツブシンツルガ・ツメンビレグは5位に終わった。今度は、2018年アジア大会優勝・2019年世界選手権7位のベクバヤール・エルデネバトが出てくるか。
キルギスは、2020年アジア選手権3位のベクボロト・ミルザナザルウルが予選3位で出場枠獲得に失敗。同61kg級優勝のウルクベク・ジョルドシュベコフが出てくるか。
5月5日(水)3スタイル抽選
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6日(木)男子フリースタイル全6階級(1回戦~準決勝)
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7日(金)前日実施階級の敗者復活戦/ファイナル
女子全6階級(1回戦~準決勝)
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8日(土)前日実施階級の敗者復活戦/ファイナル
男子グレコローマン全6階級
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9日(日)前日実施階級の敗者復活戦/ファイナル