【2020年全日本選手権・展望（8）】角雅人（自衛隊）が全日本6大会連続優勝を目指す…男子グレコローマン87kg級
※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子グレコローマン87kkg級・展望（12月18日実施）
※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。
この階級の不動の地位を守り抜くか、角雅人（自衛隊）
昨年まで3年連続優勝しており（通算4度）、オリンピック・アジア予選代表の角雅人（自衛隊）に、昨年2位の鶴田峻大（自衛隊）、77kg級でオリンピックを目指していた阪部創（自衛隊）が挑む。自衛隊勢による争いは、だれが栄冠を勝ち取るか。
角は全日本選抜選手権でも2018・19年を制しており、全日本の2大会を通じて5大会連続で制している。不動の地位を守りたい。鶴田は今年2月にアジア選手権（インド）へ出場。貴重な経験を飛躍につなげられるか。阪部は昨年の国体87kg級で優勝しており、この階級の試運転は成功している。
2018・19年全日本学生王者の奈須川良太（神奈川大）、昨年の全日本学生選手権3位の宮本海渡（日体大）の学生勢が自衛隊の独占を阻止するか。
《歴代優勝選手》＝男子フリースタイル ／ 男子グレコローマン ／ 女 子
2019年全日本選手権 → クリック
▼決勝
角雅人（自衛隊）○［6-1］●鶴田峻大（自衛隊）
▼3位決定戦
塩川貫太（クリナップ）○［3-1］●奈須川良太（神奈川大）
緒方竜成（東京・自由ヶ丘学園高教）○［フォール、2:27=2-5］●宮本海渡（日体大）
▼準決勝
角雅人（自衛隊）○［5-1］●塩川貫太（クリナップ）
鶴田峻大（自衛隊）○［7-0］●宮本海渡（日体大）
エントリー選手＝5選手
※代表と、昨年のこの階級の全日本選手権1～3位以外はアイウエオ順
 角雅人 |
 鶴田峻大 |
 阪部創 |
《2019年全日本選手権優勝／東京オリンピック・アジア予選代表》
角 雅人（すみ・まさと＝自衛隊）
1994年3月17日生まれ、26歳。佐賀県出身。佐賀・鳥栖工高卒。180cm。2019年世界選手権代表
《2019年全日本選手権2位》
鶴田 峻大（つるだ・たかひろ＝自衛隊）
1995年12月7日生まれ、25歳。沖縄県出身。沖縄・沖縄尚学高卒。182cm。2020年アジア選手権4位
阪部 創（さかべ・そう＝自衛隊）
1993年10月19日生まれ、27歳。和歌山県出身。和歌山・紀北工高～神奈川大卒。178cm。2019年全日本選手権77kg級3位
奈須川 良太（なすかわ・りょうた＝神奈川大）
1999年10月2日生まれ、21歳。神奈川県出身。神奈川・磯子工高卒。180.3cm。2019年全日本選抜選手権3位
宮本 海渡（みやもと・かいと＝日体大）
2000年4月21日生まれ、20歳。茨城県出身。千葉・日体大柏高卒。172cm。2019年全日本選手権5位
