※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(2020年10月30日、大阪・堺市金岡公園体育館)
■60kg級優勝・神田優人(中京学院大)「4連覇がかかっていて、どうしても勝ちたい、という気持ちがありました。気負うことなく闘うことを心がけました。右ひざをけがし、全グレ(全日本大学グレコローマン選手権)は途中で棄権。不安もありましたが、グラウンドでうまく返すことができてよかったです。
コロナの影響で出場する大会が少なくなり、その分、内容をよくしようと思いました。次は(12月の)リーグ戦に全力を尽くしたい。チームは3季連続で優勝しています。4季連続優勝になれば、中京学院大としては初になります。自分が4連覇を達成したので、こちらも4連覇を目指します」
■82kg級優勝・山﨑翔馬(九州共立大)「大学チャンピオンとして負けられない、という気持ちがあり、緊張していました。出場選手数も少なくて、二重に『負けられない』という気持ちでした。決勝の相手は投げのうまい選手。取りにいくより投げにかからないことを注意して闘い、その通りにできました。
大学グレコローマン選手権優勝とこの4連覇の自信をもって全日本選手権に臨みたい。自衛隊や日体大の選手が強敵になるでしょう。スタンドの攻めと、グラウンドの防御を課題に、残り2ヶ月弱、頑張っていきたい」