2020.01.12

約30人が参加して指導者講習会…ハラスメント講習も実施

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

内藤可三氏によるテーピング講座

 2019年度の公認レスリング指導員養成講習会(指導者講習会)の第2回が1月11日、東京・味の素トレーニングセンターで開幕。約30人が参加し、指導員としてのノウハウを学んだ。

 第1日は、接骨師の内藤可三氏(日本協会・元審判委員長=日大OB)によるテーピング講座と、沖山功・日本協会審判副委員長による「ルールと審判法」のほか、2年前まではなかったハラスメント講習会「JWF倫理研修~ハラスメント根絶に向けて」を日本協会の顧問弁護士を講師に招いて実施。

 明確な線引きのない“厳しい指導とパワーハラスメントの区別”についてや、パワーハラスメントを防止するために必要な知識などを伝えた。日本協会では一昨年9月以来、この種の講習会を何度となく実施し、パワーハラスメント根絶を目指している。

 講習会は2泊3日の予定。12・13日はナショナルチームのコーチによる実技講習も行われる。