※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2019年世界ベテランズ選手権(男子のみ)のフリースタイル第1日は10月11日、ジョージア・トビリシでB(41~45歳)とE(56~60歳)の各階級が行われ、B70kg級の伊東克佳さん(フィギュアフォークラブ)、E70kg級の五位塚悟さん(山梨県協会)、同88kg級の湯川栄光さん(ナゴヤアカデミー)の3選手が優勝した。
伊東さんは2回戦で昨年の決勝の相手を破るなど4試合を勝ち抜いた。2年連続3度目の優勝。19年ぶりの出場となった五位塚さんは、初戦の2回戦から3試合すべてで第1ピリオドのテクニカルフォール勝ちという圧倒的な強さで初優勝を飾った。
湯川さんは4試合に判定勝ち。決勝はドイツ選手に2-2のスコアで勝ち、2010年以来、9年ぶり2度目の優勝を飾った。
E62kg級に出場した橋浦晋さん(宮城県協会)は5位に終わり、11回目の出場で初めてメダルを逃した。B70kg級の菅田裕二さんは(大分クラブ)初戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
各選手の成績は下記の通り。(写真提供=全日本マスターズ連盟)
【70kg級】伊東克佳(フィギュアフォークラブ) 優勝=15選手出場
決 勝 ○[3-0]Serhii RATUSHNIAK(ウクライナ)
準決勝 ○[フォール、0:52=4-0]William James ANDERSON(米国)
2回戦 ○[4-0]Mayis IBADOV(アゼルバイジャン)
1回戦 ○[7-0]Serhii SHEVTSOV(ウクライナ)
【70kg級】菅田裕二(大分クラブ) 9位=15選手出場
1回戦 ●[Tフォール、3:11=4-14]William James ANDERSON(米国)
【62kg級】橋浦晋(宮城県協会) 5位=14選手出場
3決戦 ●[0-4]Jeffrey Dwayne MALLETT(米国)
準決勝 ●[Tフォール、3:35=0-10] Zhora HOVHANNISYAN(アルメニア)
2回戦 ○[2-2]Biyouk SADEGHI SHOREH DELI(ドイツ)
1回戦 ○[不戦勝]Serhii RATUSHNIAK(ウクライナ)
【70kg級】五位塚悟(山梨県協会) 優勝=9選手出場
決 勝 ○[Tフォール、1:43=10-0]Valeri KUPATADZE(ジョージア)
準決勝 ○[Tフォール、0:42~10-0]Serik SERGAZIN(カザフスタン)
2回戦 ○[Tフォール、1:38=12-1]Serikbay NURMAGAMBETOV(カザフスタン)
1回戦 BYE
【88kg級】湯川栄光(ナゴヤアカデミー) 優勝=16選手出場
決 勝 ○[2-2]Wilhelm SCHROEDER(ドイツ)
準決勝 ○[4-2]Bat BUYANDELGER(モンゴル)
2回戦 ○[10-6]Petros Peter PETROSYAN(米国)
1回戦 ○[7-0]Igor RAGULIN(カザフスタン)