※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2019年世界選手権の女子が終わり、各階級6選手に与えられるオリンピック出場枠が決まった。女子は50kg級のみが出場枠獲得が持ち越しとなり、3月に中国・西安で予定されているアジア予選に挑む。アジア予選は、今大会で出場枠を取った以外の国で争われ、2位以上に出場枠が与えられる。
50kg級で今回出場枠を取ったアジアの国と、取り損ねた強豪は下記の通り。
【50kg級】
[1]Stadnik, Mariya(アゼルバイジャン)
[2]Vuc, Alina Emilia(ルーマニア)
[3]Islamova – Brik, Valentina(カザフスタン)
[3]Poleshchuk, Ekaterina(ロシア)
[5]Livach, Oksana(ウクライナ)
[5]Sun, Yanan(孫亜楠=中国)
アジアからカザフスタンと中国が出場枠を獲得。不覚をとった日本以外では、昨年のアジア大会3位・世界選手権5位のキム・ソンヒャン(北朝鮮)、今年のアジア選手権5位のシーマ・シーマ(インド)などが注意国か。
油断は禁物だが、過去の日本選手の成績からすれば、2位以内は十分な射程距離と言えよう。