※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
【ヌルスルタン(カザフスタン)、世界選手権取材チーム】2019年世界選手権第2日は9月15日、カザフスタン・ヌルスルタンで新たに男子グレコローマン3階級がスタート。97kg級の奈良勇太(警視庁)が敗者復活戦に回り、3位決定戦進出を目指す。67kg級の高橋昭五(警視庁)と87kg級の角雅人(自衛隊)は上位進出を逃し、オリンピック出場枠獲得はならなかった。
奈良は初戦の2回戦で、今年のアフリカ選手権とアフリカ大会を制しているアデム・ブジェムライン(アルジェリア)に逆転のフォール勝ちしたあと、3回戦で昨年の世界王者、ムサ・エブロエフ(ロシア)にフォール負け。エブロエフが決勝に進み、敗者復活戦の道がつながった。
高橋は初戦の2回戦でパンアメリカン大会3位のメキシコ選手を破ったものの、3回戦で昨年7位のフレドリク・ホルムウイスト・ビュレヒュース(デンマーク)にテクニカルフォール負け。角は初戦でギリシャ選手に敗れ、ともに敗者復活戦に回れなかった。
各選手の成績は下記の通り。
【67kg級】高橋昭五(警視庁) 41選手出場
3回戦 ●[Tフォール、4:50=5-13]Bjerrehuus, Fredrik Holmquist(デンマーク)
2回戦 ○[5-0]Lopez Salcedo, Manuel Alejandro(メキシコ)
1回戦 BYE
※敗者復活戦に回れず
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【87kg級】角雅人(自衛隊) 39選手出場
2回戦 ●[フォール、3:58=1-4]Tsekeridis, Dimitrios(ギリシャ)
1回戦 BYE
※敗者復活戦に回れず
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【97kg級】奈良勇太(警視庁) 37選手出場
敗復戦 Turdiev, Jahongir (ウズベキスタン)
3回戦 ●[フォール、1:55=0-5]Evloev, Musa(ロシア)
2回戦 ○[フォール、5:38=7-5]Boudjemline, Adem(アルジェリア)
1回戦 BYE