※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
※シード選手は、最終エントリーによって変わる場合があります。
アゼルバイジャン、ロシア、ジョージアの3選手が抜けている状況。昨年の欧州&世界チャンピオン、エルダニズ・アジズリ(アゼルバイジャン)が、今年の欧州選手権は3位だったものの、ランキング1位をキープして世界選手権に臨む。
欧州選手権でアジズリを破って優勝したのはビタリ・カバロエフ(ロシア)。昨年はロシア選手権で優勝しながら世界選手権の代表を外れた。それでもU23世界選手権で2位へ。今年1月のロシア選手権で優勝し、3月の「ダン・コロフ-ニコラ・ペトロフ国際大会」(ブルガリア)、欧州選手権と勝ち続けている。ノーシードではあるが、勢いはある。
U23世界選手権でカバロエフを破って優勝したのが、世界3位のヌグザリ・ツルツミア(ジョージア)。第3シードとして挑む。今年のU23欧州選手権でも優勝しているが、シニアの欧州選手権はアジズリにテクニカルフォール負けして8位。
上記の3選手以外では、アジア選手権優勝で第2シードのイルコム・バクロモフ(ウズベキスタン)、アジア選手権3位のハサン・スライマノフ(キルギス)らが上位を狙えそう。
シニアの国際大会は初となる小川翔太(日体大)が、若さを武器にどこまで上位に食い込めるか。
2018年世界選手権成績 | 2019年世界選手権 シード選手 |
1. Azizli, Eldaniz(アゼルバイジャン) 2. Sharshenbekov, Zholaman(キルギス) 3. Oeztuerk, Ekrem(トルコ) 〃 Tsurtsumia, Nugzari(ジョージア) 5. Cao, Liguo(中国) 〃 Hakhoyan, Norair(アルメニア) 7. Topoev, Vasily(ロシア) 8. 田野倉翔太(日本) |
1. Azizli, Eldaniz(アゼルバイジャン) 2. Bakhromov, Ilkhom(ウズベキスタン) 3. Tsurtsumia, Nugzari(ジョージア) 4. Fergat, Abdelkarim(アルジェリア) |
2018年アジア大会 | 2019年アジア選手権 |
(実施せず) | 1. Bakhromov, Ilkhom(ウズベキスタン) 2. 片桐大夢(日本) 3. Sulaimanov, Hasan(キルギス) 〃 Zhakansha, Khorlan(カザフスタン) |
2019年欧州選手権 | 2019年欧州大会 |
1. Kabaloev, Vitali(ロシア) 2. Tita, Florin(ルーマニア) 3. Azizli, Eldaniz(アゼルバイジャン) 〃 Schmitt, Fabian(ドイツ) |
(実施せず) |
2019年パンアメリカン選手権 | 2019年パンアメリカン大会 |
1. Nowry, Max Emiliano(米国) 2. Khachataryan, Sargis(ブラジル) 3. Medina, Joshua Xavier(プエルトリコ) 4. Torres, Marcelo Amador(アルゼンチン) |
(実施せず) |