※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
※シード選手は、最終エントリーによって変わる場合があります。
昨年優勝のフランク・スタエブラー(ドイツ)は、今年8月の「ドイツ・グランプリ」は67kg級に出場して優勝。このままオリンピック階級で闘う。同3位のラスル・チュナエフ(アゼルバイジャン)も階級を下げて出場する。同2位のバリント・コーパシ(ハンガリー=第2シード)、同3位で今年の欧州選手権3位のアイク・ムナツァカニアン(ブルガリア=第1シード)らが優勝を争うか。
スタエブラーの代わりは欧州選手権8位の選手、チュナエフの代わりは新鋭選手で、よほどのことがない限り優勝争いは厳しいか。
第3シードは、昨年5位、今年1月のロシア選手権と4月の欧州選手権優勝のアブヤジド・マンチゴフ(ロシア)。優勝候補の一角を占めるだろう。
アジアからは、今年のアジア選手権2位で第4シードとなっているザン・フジュン(中国)がどこまでやるか。今年のアジア選手権を制したイラン選手(モハマド・レザ・アブドルハミ・ゲラエイ(イラン)は出場せず、昨年の世界ジュニア・チャンピオンのアミン・ヤバー・カビヤニネヤドが出てくる。8月の「トビリシ国際大会」も制しており、上位進出の可能性もある。
あえて非オリンピック階級にこだわり、上位進出を目指す井上智裕(FUJIOH)が優勝争いにからめるか。
2018年世界選手権成績 | 2019年世界選手権 シード選手 |
1. Staebler, Frank(ドイツ) 2. Korpasi, Balint(ハンガリー) 3. Chunayev, Rasul(アゼルバイジャン) 〃 Mnatsakanian, Aik(ブルガリア) 5. Benaissa, Tarek Aziz(アルジェリア) 〃 Mantsigov, Abuyazid(ロシア) 7. de Brito Ramos Junior, Joilson(ブラジル) 8. Zhang, Hujun(中国) |
1. Mnatsakanian, Aik(ブルガリア) 2. Korpasi, Balint(ハンガリー) 3. Mantsigov, Abuyazid(ロシア) 4. Zhang, Hujun(中国) |
2018年アジア大会 | 2019年アジア選手権 |
(実施せず) | 1. Geraei, Mohammad Reza Abdolhami(イラン) 2. Zhang, Hujun(中国) 3. Tsarev, Ruslan(キルギス) 4. Zhadrayev, Demeu(カザフスタン) |
2019年欧州選手権 | 2019年欧州大会 |
1. Mantsigov, Abuyazid(ロシア) 2. Arslan, Cengiz(トルコ) 3. Etlinger, Dominik(クロアチア) 〃 Mnatsakanian, Aik(ブルガリア) |
(実施せず) |
2019年パンアメリカン選手権 | 2019年パンアメリカン大会 |
1. Perkins, RaVaughn Richard Ravelle(米国) 2. Moraes Pedrosa, Kenedy Anderson(ブラジル) 3. Barrios, Francisco Albano(アルゼンチン) |
(実施せず) |