※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
※シード選手は、最終エントリーによって変わる場合があります。
昨年の欧州&世界チャンピオンのペトラ・オッリ(フィンランド)は、今年4月の欧州選手権3位だったが、世界選手権は62kg級にエントリーした。昨年2位のダニエレ・スザンネ・ラッページ(カナダ)も68kg級にアップ。
ランキング1位のオッリが不在のため、同2位のフォレスト・アン・モリナリ(米国)が繰り上がって第1シードとなる。7月の「ヤシャ・ドク国際大会」(トルコ)優勝など実力を見せている。
欧州選手権でオッリを破って優勝したのは、昨年のU23世界選手権2位のエリス・マノロバ(アゼルバイジャン=元ブルガリア)。その後の国際大会では62kg級に出ていたが、この階級に第3シードとして出場する。
第2シードは、アジア選手権3位のアイナ・テミルタソワ(カザフスタン)、第4シードは昨年8位で、8月の「ポーランド女子オープン」優勝のボローツヤ・クレルクウ(モンゴル)で、アジア勢が上位を占めるか。中国からは、アジア選手権を制したルオ・シアオフアンではなく、昨年のU23世界選手権72kg級3位のワン・シオアキンが出てくる。
アジア選手権で銀メダルを手にした類家直美(至学館大)にとっても、チャンスは大きい状況だ。
2018年世界選手権成績 | 2019年世界選手権 シード選手 |
1. Olli, Petra Maarit(フィンランド) 2. Lappage, Danielle Suzanne(カナダ) 3. 源平彩南(日本) 〃 Netreba, Irina(アゼルバイジャン) 5. Molinari, Forrest Ann(米国) 〃 Ritu, Ritu(インド) 7. Tang, Chuying(中国) 8. Khurelkhuu, Bolortuya(モンゴル) |
1. Molinari, Forrest Ann(米国) 2. Temirtassova, Aina(カザフスタン) 3. Manolova, Elis(アゼルバイジャン) 4. Khurelkhuu, Bolortuya(モンゴル) |
2018年アジア大会 | 2019年アジア選手権 |
(実施せず) | 1. Luo, Xiaojuan(中国) 2. 類家直美(日本) 3. Temirtassova, Aina(カザフスタン) 4. Tsorigt, Bolortungalag(モンゴル) |
2019年欧州選手権 | 2019年欧州大会 |
1. Manolova, Elis(アゼルバイジャン) 2. Incze, Kriszta Tunde(ルーマニア) 3. Kuznetsova, Maria(ロシア) 〃 Olli, Petra Maarit(フィンランド) |
(実施せず) |
2019年パンアメリカン選手権 | 2019年パンアメリカン大会 |
1. Salata, Julia Mary(米国) 2. Brouillette, Jescia Lise(カナダ) 3. Pedro da Rocha, Gabriela(ブラジル) |
(実施せず) |