※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2019年世界ジュニア選手権は8月12日、エストニア・タリンで開幕。男子フリースタイル5階級が行われ、57kg級の阿部敏弥(国士舘大)が決勝進出、65kg級の徳力貫太(専大)と79kg級の髙橋夢大(京都・網野高)が敗者復活戦に回り、銅メダル獲得を目指す。
阿部は1回戦で2017年世界カデット選手権50kg級2位のアゼルバイジャン選手を破るなど、旧ソ連の4選手を破って決勝へ進んだ。2016年世界カデット選手権58kg級2位のビタリ・アルジャウ(米国)と対戦する。
徳力は1回戦でモンゴル選手に快勝したものの、2回戦で昨年2位のアミールホセイン・アジム・マゴソウディ(イラン)に黒星。髙橋は1、2回戦を勝ったあと、3回戦で欧州ジュニア選手権2位のアムカド・タシュカジエフ(ロシア)に敗れた。いずれも相手選手が決勝に進み、敗者復活戦への道がつながった。
70kg級の米澤凌(早大)と97kg級の大津拓馬(山梨学院大)は、ともに初戦を勝ったあとの試合で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
各選手の成績は下記の通り。
※ファイナルは13日に実施
【57kg級】阿部敏弥(国士舘大) 25選手出場
決 勝 Arujau, Vitali(米国)
準決勝 ○[10-3]Gevorgyan, Vrezh(アルメニア)
3回戦 ○[6-4] Askarov, Adlan(カザフスタン)
2回戦 ○[Tフォール、5:41=10-0]Ruzimov, Sardor(ウズベキスタン)
1回戦 ○[Tフォール、4:10=13-2]Mammadzada, Mahir(アゼルバイジャン)
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【65kg級】徳力貫太(専大) 26選手出場
敗復戦 Coman, Stefan Ionut(ルーマニア)
2回戦 ●[Tフォール、4:55=4-14]Maghsoudi, Amirhossein Azim(イラン)
1回戦 ○[Tフォール、2:17=12-1]Darkhanbayar, Tengiz(モンゴル)
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【70kg級】米澤凌(早大) 23選手出場
3回戦 ●[1-3] Cayir, Oemer Faruk(トルコ)
2回戦 ○[3-2]Kaliramana, Vishal(インド)
1回戦 BYE
※敗者復活戦に回れず
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【79kg級】髙橋夢大(京都・網野高) 24選手出場
敗復戦 (相手不明)
3回戦 ●[Tフォール、0:51=0-10]Tashukhadziev, Amkhad(ロシア)
2回戦 ○[3-2]Morodion, Joshua Philipp David(ドイツ)
1回戦 ○[Tフォール、4:21=13-2]Stanbek Uulu, Samatbek(キルギス)
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【97kg級】大津拓馬(山梨学院大) 21選手出場
2回戦 ●[2-7]Veysalov, Makhsud(ウズベキスタン)
1回戦 ○[Tフォール、12-2]Oross, Villiam(スロバキア)
※敗者復活戦に回れず