※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
【ミンスク(ベラルーシ)、取材・撮影=ウィリアム・メイ】世界レスリング連盟(UWW)の男子グレコローマンのランキング大会「オレグ・カラワエフ国際大会」第2日は7月27日、5階級のファイナルが行われ、63kg級で決勝に進んだ太田忍(ALSOK)は、4月のアジア選手権60kg級優勝のイスロムジョン・バクラモフ(ウズベキスタン)を11-1のテクニカルフォールで破り、優勝した。
前日の準決勝までもがぶり返しがよく決まったが、決勝でもがぶり返しを4度決め、3分17秒で試合を終えた。
太田は今年2月のランキング大会、ハンガリー・グランプリ同級でも優勝しており、ランキング大会2つを制覇。2016年リオデジャネイロ・オリンピックのあと、昨年の世界選手権は9位に終わったが、出場した10の国際大会で、アジア大会を含めて9大会でメダルを手にしている。
太田の成績は下記の通り。
【63kg級】太田忍(ALSOK) 優勝=16選手出場
決 勝 ○[Tフォール、3:17=11-1]Bakhramov, Islomjon(ウズベキスタン)
(以下は前日に実施)
準決勝 ○[9-8]Ainagulov, Meirambek(カザフスタン)
2回戦 ○[Tフォール、3:47=9-0]Drozd, Igor (ベラルーシ)
1回戦 ○[Tフォール、0:46=10-0]Ivanov, Roman Aleksandrovich(ロシア)