※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
女子重量級の強化のため、5月9日(木)から全日本チャンピオン3選手を含む5選手がフィンランドへ遠征。ボスニワ湾に面したバーサで海外選手と合同合宿を行う。
世界選手権の国別対抗得点や、国別対抗戦のワールドカップでは世界のトップを占める日本だが、軽中量級の強さによるところが大きい。最重量級で世界を5度制した浜口京子が第一戦を退いたあと、65kgを超える階級で世界一に輝いたのは、2016年リオデジャネイロ・オリンピックと2017年世界選手権の68kg級で優勝した土性沙羅(東新住建)だけ。重量級の強化は、課題のひとつだ。
国内では選手数が少ないため、練習相手を求めて海外合宿を行う。世界選手権で好成績を挙げている選手がいるスウェーデンやエストニア、さらにカナダなどからの参加も予定され、10ヶ国近くが参加する見込みという。
遠征メンバーは下記の通り。5月17日(金)に帰国する。
【監督】笹山秀雄(自衛隊)、【コーチ】吉村祥子(エステティックTBC)、【トレーナー】佐藤守重(日本スポーツ振興センター)
▼65kg級 類家直美(至学館大)
▼72kg級 鏡 優翔(JOCエリートアカデミー/東京・帝京高)
▼76kg級 古市雅子(自衛隊)
〃 松雪泰葉(至学館大)
〃 皆川博恵(クリナップ)