※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2019年欧州選手権は4月8日にルーマニア・ブカレストで開幕。8日から9日にかけて男子フリースタイル5階級が行われ、97kg級は昨年の世界選手権優勝のアブデユラシド・サデュラエフ(ロシア)が、ヤリギン国際大会(1月・ロシア)2位のアレクサンドル・フシティン(ベラルーシ)を決勝で破り、昨年の92kg級に続いて優勝した。
アゼルバイジャンとトルコが2階級ずつ制した。アゼルバイジャンは65kg級で2017年世界選手権61kg級優勝のハジ・アリエフが勝ち、79kg級は昨年の世界選手権2位のヤブライル・ハサノフが優勝。
トルコは、57kg級を昨年の世界選手権3位のスレイマン・アトリ、70kg級を2016年リオデジャネイロ・オリンピック65kg級代表のムスタファ・カヤ(トルコ)が、それぞれ制した。
65kg級に出場した2016年リオデジャネイロ・オリンピック57kg級優勝のウラジーミル・キンチェガシビリ(ジョージア)は2017年U23世界王者のナチン・クーラー(ロシア)に2回戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
70kg級世界王者のマゴメドラスル・ガジマゴメドフ(ロシア)は初戦で2018年世界軍隊選手権65kg級3位のアガフセイン・ムスタファエフ(アゼルバイジャン)に不覚を喫したが、敗者復活戦で勝ち上がって3位となった。
各階級のメダル獲得選手は下記の通り。
【57kg級】
▼決勝
Atli, Suleyman(トルコ)○[8-3]●Sadulaev, Muslim(ロシア)
[1]Atli, Suleyman(トルコ)
[2]Sadulaev, Muslim(ロシア)
[3]Amiraslanov, Makhir(アゼルバイジャン)
[3]Egorov, Vladimir(マケドニア)
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【65kg級】
▼決勝
Aliev, Haji(アゼルバイジャン)○[7-0]●Kilicsallayan, Selahattin(トルコ)
[1]Aliev, Haji(アゼルバイジャン)
[2]Kilicsallayan, Selahattin(トルコ)
[3]Kuular, Nachyin(ロシア)
[3]Shuptar, Vasyl(ウクライナ)
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【70kg級】
▼決勝
Kaya, Mustafa(トルコ)○[6-2]●Mustafaev, Agahueseyin(アゼルバイジャン)
[1]Kaya, Mustafa(トルコ)
[2]Mustafaev, Agahueseyin(アゼルバイジャン)
[3]Gadzhiev, Magomedmurad(ポーランド)
[3]Gazimagomedov, Magomedrasul(ロシア)
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【79kg級】
▼決勝
Hasanov, Yabrail(アゼルバイジャン)○[不戦勝]●Gadzhimagomedov, Akhmed(ロシア)
[1]Hasanov, Yabrail(アゼルバイジャン)
[2]Gadzhimagomedov, Akhmed(ロシア)
[3]Kentchadze, Nika(ジョージア)
[3]Kotanoglu, Muhammet Nuri(トルコ)
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【97kg級】
▼決勝
Sadulaev, Abdulrashid(ロシア)○[3-1]●Hushtyn, Aleksandr(ベラルーシ)
[1]Sadulaev, Abdulrashid(ロシア)
[2]Hushtyn, Aleksandr(ベラルーシ)
[3]Odikadze, Elizbar(ジョージア)
[3]Gadzhiev, Nurmagomed(アゼルバイジャン)