2019.03.19

ヤクーツクで男子フリースタイル・ワールドカップの恒久開催を…アルセン・ファザエフ氏語る

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 ロシア・レスリング協会のホームページは、ロシア・ヤクーツクで行われた男子フリースタイルのワールドカップを観戦したアルセン・ファザエフ同協会副会長(1988年ソウル・92年バルセロナ・オリンピックを含めて8度世界一)が、ロシアが8年ぶりに優勝したことのほか、大会の運営を高評価。財政基盤を含めたサポート体制もしっかりしており、「将来、ワールドカップは毎年ヤクーツクで開催でいいのでは」との考えを持っていることを報じた。

 ファザエフ氏は、4月には大陸選手権を控えていて、ロシアを含めて多くの国がベストメンバーではなかったことを指摘し、「開催時期は考慮する必要がある」との提案している。

 男子フリースタイルのワールドカップは、1973年に米国・トレドでスタート。翌年はスペインで行われたが、そのあと1991年まで同地で開催。スポンサーの死去によって持ち回りとなり、最近は米国かイランかで実施されていた。