※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
インドの日刊紙「Tribune India」ネット版は3月6日、世界レスリング連盟(UWW)のネナド・ラロビッチ会長が、インド選手の国際大会出場に問題ないことを明言した、と報じた。
UWWは、ライフル射撃のワールドカップ・インド大会で、インド政府がパキスタンの2選手と役員1人にビザを発給しなかったことに関して国際オリンピック委員会(IOC)と歩調を合わせ、全加盟国に対してインド協会との交流・関係の停止要求の書簡を送った(関連記事=クリック)。
インド国内でも混乱と懸念が起きたそうだが、ラロビッチ会長は「インド選手の国際大会出場を禁止するものではない」として、同国のアショク・クマー審判員に伝えたという。今後の注目は、インドが引き受けたアジア・ジュニア選手権の開催ができるかとなった。