※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子グレコローマンの全日本チームが参加する「ダン・コロフ-ニコラ・ペトロフ国際大会」は2月28日、ブルガリア・ルセで開幕。4階級の準決勝までが行われ、63kg級に出場した太田忍(ALSOK)が決勝に進出した。昨年の世界王者のステパン・マリャニャン(ロシア)と対戦する。72kg級の井上智裕(FUJIOH)は3位決定戦へ。
太田は1回戦でモルドバ選手を破ったあと、準決勝で昨年の世界選手権3位のラフマン・ビリシ(トルコ)にテクニカルフォール勝ち。先週のハンガリー・グランプリに続く決勝進出を果たした。
井上は初戦の2回戦でザグレブ・オープン(クロアチア)3位のブルガリア選手に黒星。組み合わせの関係で3位決定戦へ進み、メダル獲得を目指す。
各選手の成績は下記の通り。55・82kg級には出場していない。
【63kg級】太田忍(ALSOK) 11選手出場
決 勝 Maryanyan, Stepan(ロシア)
準決勝 ○[Tフォール、5:00=11-3]Bilici, Rahman(トルコ)
2回戦 ○[フォール、1:19=7-0]Islamov, Donior(モルドバ)
1回戦 BYE
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【72kg級】井上智裕(FUJIOH) 11選手出場
3決戦 Zhang, Hujun(中国)
2回戦 ●[1-5]Mnatsakanian, Aik(ブルガリア)
1回戦 BYE