※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
ヤリギン国際大会最終日は1月27日、ロシア・クラスノヤルスクで男女6階級のファイナルなどが行われ、決勝へ進んだ女子76kg級の皆川博恵(クリナップ)が優勝、同72kg級の鏡優翔(JOCエリートアカデミー/東京・帝京高)は銀メダルに終わった。男子2選手はメダルを逃した。
皆川は、2017年世界選手権75kg級2位のバシリサ・マルザリウク(ベラルーシ)を3-1で下した。昨年の世界選手権(ハンガリー)に続く国際大会のメダル獲得で、優勝は2015年アジア選手権(カタール)以来。
鏡は世界選手権68kg級3位のタミラ・メンサ・ストック(米国)にフォール負け。しかし、シニア初の国際大会で銀メダルを獲得した。女子は、この日の皆川を含めて3階級で優勝し、2階級で銀メダルだった。
男子フリースタイル74kg級の保坂健(自衛隊)は敗者復活戦で昨年のロシア選手権3位のティムール・ビジョエフに1-5で敗れた。同86kg級の白井勝太(日大大学院)は敗者復活戦を不戦勝のあと、3位決定戦を棄権して5位。
各選手の成績は下記の通り。
【72㎏級】鏡優翔(JOCエリートアカデミー/東京・帝京高) 2位=8選手出場
決勝 ●[フォール、2:43=0-4]Mensah-Stock, Tamyra(米国)
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【76㎏級】皆川博恵(クリナップ) 優勝=11選手出場
決勝 ○[3-1]Marzaliuk, Vasilisa(ベラルーシ)
【74kg級】保坂健(自衛隊) 9位=13選手出場
敗復戦 ●[1-5]Bizhoev, Timur(ロシア)
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【86kg級】白井勝太(日大大学院) 5位=13選手出場
3決戦 ●[不戦敗]Valiev, Vladislav(ロシア)
敗復戦 ○[不戦勝]Ktsoev, Soslan(ロシア)