【2018年世界選手権・レビュー（2）】男子フリースタイル61kg級／決勝・表彰式・闘いのあと

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

（2018年10月20～21日、ハンガリー・ブダペスト ／ 撮影＝保高幸子）

【男子フリースタイル61kg級・優勝】
Bonne Rodriguez, Yowlys（ヨウリス・ボンネ・ロドリゲス＝キューバ）

　1983年11月2日生まれ、34歳。10歳からレスリングを始める。2002年にパンアメリカン・ジュニア選手権で優勝し、2005年にシニアのパンアメリカン選手権で優勝。2012年ロンドン・オリンピック60kg級に出場し（14位）、2013年世界選手権61kg級で3位。2016年リオデジャネイロ・オリンピックは57kg級で5位入賞。昨年の世界選手権は61kg級で3位だった。

《1回戦～決勝の成績》
決　勝　〇［6-5］Rashidov, Gadshimurad（ロシア）
準決勝　〇［9-4］Colon, Joseph Daniel（米国）
３回戦　〇［フォール、6:00=10-8］Yakhkeshi, Mohammadbagheri Esmaeil（イラン）
２回戦　〇［4-2］Guidea, Ivan（ルーマニア）
１回戦　　ＢＹＥ

2～3位選手

［2］Rashidov, Gadshimurad（ガジムラド・ラシドフ＝ロシア）
［3］Tumenbileg, Tuvshintulga（ツブシンツルガ・ツメンビルゲ＝モンゴル）
［3］Colon, Joseph Daniel（ジョセフ・ダニエル・コローン＝米国）

【左から】2位＝ガジムラド・ラシドフ＝ロシア）、優勝＝ヨウリス・ボンネ・ロドリゲス（キューバ）、3位＝ジョセフ・ダニエル・コローン（米国）、ツブシンツルガ・ツメンビルゲ（モンゴル）

その他の注目選手の闘い　《result》

　欧州選手権2位のベカ・ロムターゼ（ジョージア）は準決勝でガジムラド・ラシドフ（ロシア）にテクニカルフォール負けし、3位決定戦ではツブシンツルガ・ツメンビルゲ（モンゴル）に3－6で敗れた。

　2015年に世界3位となっているウラジーミル・デュボフ（ブルガリア）は3回戦でジョセフ・ダニエル・コローン（米国）にテクニカルフォール負けし、敗者復活戦に回れなかった。

【男子フリースタイル61kg級・決勝】
Bonne Rodriguez, Yowlys（キューバ）○［6-1］●Rashidov, Gadshimurad（ロシア）