※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
【ブダペスト(ハンガリー)】2018年世界選手権第3日は10月22日、当地で男子フリースタイル4階級のファイナルが行われ、決勝進出を決めていた65kg級の乙黒拓斗(山梨学院大)が、アジア大会優勝のプニア・バジラン(インド)を16-9で破り、世界チャンピオンに輝いた。57kg級の高橋侑希(ALSOK)と92kg級の松本篤史(警視庁)は3位決定戦に勝って銅メダルを手にした。
乙黒は、試合開始直後に4点タックルを決めるなどして先制。脚を痛めて苦しい闘いとなったが、最後まで攻撃の手をゆるめず、終始リードを保って6分間を闘った。
乙黒は現在19歳10ヶ月。高田裕司・日本協会専務理事が1974年に「20歳6ヶ月」で世界選手権優勝しており、オリンピックを含めた日本選手の最年少世界一記録を44年ぶりに更新した。
高橋は4月のワールドカップ(米国)で勝っているレイネリ・アンドレウ・オルテガ(キューバ)とポイントを取り合い、最後は5-4で勝った。昨年の金メダルに続き、2年連続でメダルを手にした。
松本は2月のアジア選手権5位のツルトゴトク・ルブサンドルジ(モンゴル)を相手に0-3から盛り返し、6-5で勝利。90kgを超える階級としては1988年ソウル・オリンピックの太田章(90kg級)以来、世界選手権に限れば1970年の鎌田誠(90kg級)以来のメダルを手にした。
各選手の成績は下記の通り。
【57kg級】高橋侑希(ALSOK) 3位=27選手出場
3決戦 ○[5-4]Andreu Ortega, Reineri(キューバ)
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【65kg級】乙黒拓斗(山梨学院大) 優勝=31選手出場
決 勝 ○[16-9]Bajrang, Bajrang(インド)
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【92kg級】松本篤史(警視庁) 3位=21選手出場
3決戦 ○[6-5]Luvsandorj, Turtogtokh(モンゴル)
【57kg級】高橋侑希(ALSOK)
3位決定戦 ○[5-4]Andreu Ortega, Reineri(キューバ)
【65kg級】乙黒拓斗(山梨学院大)
決勝 ○[16-9]Bajrang, Bajrang(インド)
【92kg級】松本篤史(警視庁)
3位決定戦 ○[6-5]Luvsandorj, Turtogtokh(モンゴル)