※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
【ブエノスアイレス(アルゼンチン)、文・撮影=布施鋼治】2018年ユース・オリンピックのレスリング競技・最終日は10月14日、アルゼンチン・ブエノスアイレスで行われ、男子フリースタイル55kg級に出場した 藤田颯(埼玉・花咲徳栄高)は5位に終わり、メダルを逃した。
藤田は、3選手による予選リーグ1回戦で2017年世界カデット選手権54kg級3位のウラジスラフ・オスタペンコ(ウクライナ)に4-10で敗れ、続く2回戦でもロバート・ハワード(米国)に敗れた。5・6位決定戦に回り、グアム選手にテクニカルフォール勝ちし、最後を締めくくった。
全日程を終了し、男女5選手が出場した日本は、男子グレコローマンと女子で「金1・銅1」ずつを取った。
ユース・オリンピックは、オリンピックの中間年に実施され14~18歳の大会(レスリングはカデット世代)。2022年大会はセネガルで行われることが決まっており、「オリンピック」と名のつく大会が、初めてアフリカ大陸で実施される。
【55kg級】 藤田颯(埼玉・花咲徳栄高) 5位=6選手出場
5・6位決定戦 ○[Tフォール、0-10]Whitt, Gavin Sablan(グアム)
予選3回戦 BYE
予選2回戦 ●[Tフォール、2-13]Howard, Robert Kelly(米国)
予選1回戦 ●[4-10]Ostapenko, Vladislav(ウクライナ)