※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
※10月14日現在、エントリーは不明です。下記はすべて本HPの予想です。
2015年66kg級世界王者で昨年71kg級優勝のフランク・スタエブラー(ドイツ)は、約1年間、国際大会をこなしていないが、今年8月のドイツGPに出場して2位。実力はキープしていると思われる。昨年2位のデメウ・ジャドラエフ(カザフスタン)は、今年に入って1月のタクティカップ(イラン)優勝、2月のアジア選手権優勝、6月のハンガリー・カップ3位と好調。今年も優勝争いを展開するか。
ドイツGPでスタエブラーを破ったのは、世界的には無名のチニ・タピオ・オヤラ(フィンランド)。この優勝を機に飛躍するか。ハンガリーカップでジャドラエフを破ったのが、昨年3位で今年の欧州選手権も3位のバリント・コーパシ(ハンガリー)。地元での栄冠を目指す。
昨年は7位に終わったが、2015年71kg級世界王者で今年の欧州選手権2位のラスール・チュナエフ(アゼルバイジャン)、欧州選手権でチュナエフを破ったアダム・クラーク(ロシア)も優勝する力は十分。
アジア選手権優勝で、アジア大会は77kg級で2位だったアクゾル・マフムドフ(キルギス)は、どちらの階級に出てくるか。アジア選手権3位の井上智裕(富士工業)がオリンピアンの地力を発揮できるか。
【2017年世界選手権71kg級】
[1]Staebler, Frank(ドイツ)
[2]Zhadrayev, Demeu(カザフスタン)
[3]Geraei, Mohammadali Abdolhamid(イラン)
[3]Korpasi, Balint(ハンガリー)
[5]Kurak, Adam(ロシア)
[5]Cataraga, Daniel(モルドバ)
【2018年欧州選手権】
[1]Kurak, Adam(ロシア)
[2]Chunayev, Rasul(アゼルバイジャン)
[3]Korpasi, Balint(ハンガリー)
[3]Lomadze, Iuri(ジョージア)
[5]Sahakyan, Gevorg(ポーランド)
[5]Cataraga, Daniel(モルドバ)
【2018年アジア選手権】
[1]Makhmudov, Akzhol(キルギス)
[2]Zhadrayev, Demeu(カザフスタン)
[3]Vardanyan, Aram(ウズベキスタン)
[3]井上智裕(日本)
【2018年パンアメリカン選手権】
[1]Perkins, RaVaughn(米国)
[2]Rivas Espinoza, Wuileixis(ベネズエラ)
[3]Palacios, Christoper(ペルー)
[4]Pereira Barbosa, David(ブラジル)