※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子フリースタイルの「ジオルコウスキ国際大会」は7月7~9日にポーランド・ワルシャワで行われ、ロシアが5階級を制し、ジョージアが3階級で優勝した。
ロシアは、61kg級を昨年の世界選手権61kg級2位のガジムラド・ラシドフが制覇。1月のヤリギン国際大会(ロシア)、3月のダン・コロフ国際大会(ブルガリア)、5月の欧州選手権と負け知らず。65kg級は8月のロシア選手権優勝のアフメド・チャカエフが、決勝で2016年リオデジャネイロ・オリンピック57kg級優勝のウラジーミル・キンチェガシビリ(ジョージア)を破った。
79kg級は5月の世界軍隊選手権優勝のマゴメド・ラマザノフ、92kg級はロシア選手権優勝のバティルベク・ツァカロフ、125kg級もロシア選手権優勝のアンゾール・キズリエフが、それぞれ勝った。
ジョージアは、70kg級で昨年の65kg級世界王者のズラビ・イアコビシビリが優勝。5月の欧州選手権も70kg級に出場して3位に入賞しており、70kg級での世界選手権出場が予想される。74kg級は昨年のU-23世界選手権74kg級3位のアブタンディル・ケンチャーゼが勝った。
各階級のメダル獲得選手は下記の通り。
【57kg級】
[1]Micic, Stevan(セルビア)
[2]Davidovi, Givi(イタリア)
[3]Sanayev, Nurislam(カザフスタン)
[3]Pilidis, Georgios(ギリシャ)
【61kg級】
[1]Rashidov, Gadshimurad(ロシア)
[2]Amirtaev, Kuat(カザフスタン)
[3]Colon, Joseph Daniel(米国)
[3]Clark, Cory John(米国)
【65kg級】
[1]Chakaev, Akhmed(ロシア)
[2]Khinchegashvili, Vladimir(ジョージア)
[3]Ivanov, Dimitar Lyubomirov(ブルガリア)
[3]Bienkowski, Krzysztof(ポーランド)
【70kg級】
[1]Iakobishvili, Zurabi(ジョージア)
[2]Bakeev, Amandyk(カザフスタン)
[3]Sorensen, Brandon(米国)
[3]Zhumagaziev, Dauren(カザフスタン)
【74kg級】
[1]Kentchadze, Avtandil(ジョージア)
[2]Wu, Wei(中国)
[3]Sokalski, Andrzej(ポーランド)
[3]Sakaev, Bolat(カザフスタン)
【79kg級】
[1]Ramazanov, Magomed(ロシア)
[2]Khutsishvili, David(ジョージア)
[3]Izbasarov, Bakhtiar(カザフスタン)
[3]Bur, Johnny(フランス)
【86kg級】
[1]Baranowski, Zbigniew Mateusz(ポーランド)
[2]Brooks, Samuel(米国)
[3]Ianulov, Piotr(モルドバ)
[3]Aibuev, Akhmed(フランス)
【92kg級】
[1]Tsakulov, Batyrbek(ロシア)
[2]Nurgaipuly, Nurgali(カザフスタン)
[3]Marsagishvili, David(ジョージア)
[3]Scherrer, Samuel(スイス)
【97kg級】
[1]Odikadze, Elizbar(ジョージア)
[2]Ibragimov, Mamed(カザフスタン)
[3]Yang, Chaoqiang(中国)
[3]Olejnik, Pavlo(ハンガリー)
【125kg級】
[1]Khizriev, Anzor(ロシア)
[2]Baran, Robert(ポーランド)
[3]Deng, Zhiwei(中国)
[3]Kosciolek, Kamil(ポーランド)