※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2018年アジア・ジュニア選手権第3日は7月19日、インド・ニューデリーで女子がスタート。5階級が行われ、50kg級の中村未優(Sports Design Lab)、55kg級の永本聖奈(愛知・至学館高)、59kg級の熊野ゆづる(日大)の3選手が優勝した。
中村は1回戦を不戦勝のあと、準決勝のモンゴル戦と決勝の中国戦をともに第1ピリオドのテクニカルフォール勝ちで快勝。2016年世界ジュニア選手権以来、国際大会3大会目の優勝を遂げた。
永本はモンゴルとキルギスの選手を破った後、決勝で中国選手にテクニカルフォール勝ち。国際大会で初の優勝を飾った。
熊野は2連勝のあと、決勝で2月のアジア選手権(キルギス)59kg級で2位に入っているナビラ・エセンバエワ(ウズベキスタン)に0-4と先制される展開となったが、盛り返して10-4で勝利。世界ジュニア2連覇、昨年のU-23世界チャンピオンの意地を見せた。
68kg級の早川まい(至学館大)は1回戦で敗れて敗者復活戦に回れなかった。7選手出場の76kg級の小松佑寧(法大)は、4選手による予選リーグ戦を勝ち抜けず、準決勝に進めなかった。
各選手の成績は下記の通り。(写真提供=UWWオフィシャルカメラマン・保高幸子)
【50kg級】中村未優(Sports Design Lab) 優勝=11選手出場
決 勝 ○[フォール、2:13=12-0]Zhong, Yumei(中国)
準決勝 ○[Tフォール、2:26=11-0]Nandintsetseg, Anudari(モンゴル)
1回戦 ○[不戦勝]Sabeeh, Fatimah Hussein Sabeeh(イラク)
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【55kg級】永本聖奈(愛知・至学館高) 優勝=11選手出場
決 勝 ○[Tフォール、3:32=10-0]Hou, Jiajing(中国)
準決勝 ○[Tフォール、2:22=11-0]Artykali Kyzy, Aibike(キルギス)
2回戦 ○[6-1]Bayaraa, Khaliunaa(モンゴル)
1回戦 BYE
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【59kg級】熊野ゆづる(日大) 優勝=9選手出場
決 勝 ○[10-4]Esenbaeva, Nabira(ウズベキスタン)
準決勝 ○[フォール、2:13=3-0]Ulziisaikhan, Purevsuren(モンゴル)
2回戦 ○[フォール、1:38=8-0]Cheng, Yu Han(台湾)
1回戦 BYE
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【68kg級】早川まい(至学館大) 7位=10選手出場
1回戦 ●[フォール、4:54=1-6]Park, Hyeonyeong(韓国)
※敗者復活戦に回れず
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【76kg級】小松佑寧(法大) 5位=7選手出場
予選リーグ3回戦 ●[フォール、8-5]Batchuluu, Oyunbagana(モンゴル)
予選リーグ2回戦 ●[Tフォール、0-10]Ding, Yuzhen(中国)
予選リーグ1回戦 ○[不戦勝]Kim, Soeun(韓国)
※準決勝に進出できず