※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子フリースタイルの全日本チームが7月11日、山梨学院大で合宿をスタートした。
7日の世界選手権代表選考プレーオフに6階級がもつれたが、その闘いを経て、アジア大会(8月19~22日、インドネシア)の代表のほか、世界選手権(10月20~22日、ハンガリー)の代表が内定。全階級で選手の目標が定まった。井上謙二・男子フリースタイル強化委員長(自衛隊)は「本当の意味での全日本チームのスタート。心をひとつにする合宿にしたい」と、団結とモチベーションの高揚を求めた。
この合宿は15日までと短いが、22~30日には標高1800メートルの岐阜・濁河(にごりご)温泉での合宿が待っている。今回の合宿で技術を再確認し、高地合宿へと臨みたいという。
合宿には元自衛隊の上田幸夫ドクターが参加。選手のコンディションをチェックしてくれた。同ドクターは濁河温泉での合宿にも参加してくれるそうで、体調維持の面でも万全を尽くしてアジア大会前を迎える。
※本合宿は競技力向上事業の助成を受けています。