※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
米国の世界選手権代表選考会「Final X」の第3弾は6月23日、ペンシルベニア州ベスレヘムで男子フリースタイルと女子の各3階級が行われ、男子フリースタイル2階級で昨年の世界選手権で銅メダルを獲得した選手が代表権を獲得した。
92kg級は2016年リオデジャネイロ・オリンピックと昨年の世界選手権の86kg級でともに銅メダルを獲得したジェーデン・コックスが階級を上げて代表へ。125kg級はニコラス・グウィアズドウスキがグレコローマンで代表に決まっているアダム・クーンを退けて代表権を獲得した。
女子は3階級とも今年のパンアメリカン選手権の優勝選手が代表となった。予定されていた57kg級の試合、昨年の58kg級世界チャンピオンのヘレン・マルーリスとアレックス・ヘンドリックとの対戦は、マルーリスの負傷のため延期された(実施期日と場所は未定)。
この日で、女子57kg級を除く3スタイル29階級の代表が決まった。
《Final X_1》 / 《Final X_1》 / 《男子グレコローマン》
▼61kg級 Garrett, Nahshon=2017年デーブ・シュルツ国際大会2位
▼92kg級 Cox, J’den=2017年世界選手権3位
▼125kg級 Gwiazdowski, Nicholas=2017年世界選手権3位
▼50kg級 Conder, Whitney=2018年パンアメリカン選手権優勝
▼53kg級 Hildebrandt, Sarah=2018年パンアメリカン選手権優勝
▼65kg級 Molinari, Forrest=2018年パンアメリカン選手権優勝