※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
米国の世界選手権代表選考会「Final X」の第1弾が6月9日、ネブラスカ州リンカーンで行われ、男子フリースタイル4階級と女子3階級の代表が決まった。試合は、各階級とも昨年の世界選手権メダリストや国内の試合を勝ち上がった2選手による一騎打ち。3試合を闘って2勝した選手の勝利となるが、この日の7階級はすべて2連勝で勝負が決まった。
昨年の世界選手権で優勝した男子フリースタイル74kg級のジョーダン・バローズと97kg級のカイル・スナイダーは順当勝ち。同2位だった57kg級のトーマス・ギルマンと70kg級のジェームズ・グリーンも勝ち抜いた。
女子は昨年60kg級世界2位のアリソン・ラガンが59kg級で勝ち、55kg級はジャッカラ・ウィンチェスター、68kg級はタミラ・メンサストックの3月のワールドカップ(高崎市)のメンバーが世界選手権にコマを進めた。
この日決まった各階級の米国代表は下記の通り。
【男子フリースタイル】
▼57kg級 Gilman, Thomas=2017年世界選手権2位
▼70kg級 Green, James=2017年世界選手権2位
▼74kg級 Burroughs, Jordan=2017年世界選手権優勝
▼97kg級 Snyder, Kyle=2017年世界選手権優勝
【女子】
▼55kg級 Winchester, Jaccara=2018年ウクライナ国際大会優勝
▼59kg級 Ragan, Allison=2017年世界選手権60kg級2位
▼68kg級 Mensah-Stock, Tamyra=2018年ヤリギン国際大会優勝