※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子フリースタイルの全日本チームが4月27日、東京・味の素トレーニングセンターで合宿を開始した。5月1日からのマットワークは、山梨学院大ほかの大学チームが参加する自衛隊での合同練習に加わって行う予定。6月14~17日の明治杯全日本選抜選手権前の最後の全日本合宿となり、“レスリングのゴールデンウイーク”は所属の垣根を越えた練習で強化をはかる。
井上謙二・男子フリースタイル強化委員長(自衛隊)は「ワールドカップ(4月7~8日、米国)で見つかった課題を、出場した選手だけでなく、合宿に参加している選手にも伝え、取り組んでもらう」と、感覚が残っているうち補強点に取り組む姿勢を示した。
具体的には、崩し、攻撃したあとの処理、テークダウンを取ったあとの追加ポイントなど。きちんとできている選手もいたが、「さらに上を目指してできるようにしてほしい」と臨んだ。合宿は5日まで。
※本合宿は競技力向上事業の助成を受けています。