※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
5月10日(木)~13日(日)にウズベキスタン・タシュケントで行われるアジア・カデット選手権に下記の男女30選手を派遣する。例年は4月下旬のJOCジュニアオリンピックカップが選考試合で、その結果によって派遣選手が決まったが、今年はエントリー締め切りの関係上、JOCカップを待つことができず、これまでの実績によって選考された。
各スタイルのうち5階級は、10月12日(金)~14日(日)にアルゼンチン・ブエノスアイレスで行われるユース・オリンピックの予選ともなっている。
《ユース・オリンピック実施階級》
■男子フリースタイル=48、55、65、80、100kg級
■男子グレコローマン=45、51、60、71、92kg級
■女子=43、49、57、65、73kg級
予選のルールはやや複雑。各階級ともアジアからは男子フリースタイルと男子グレコローマンは各1選手、女子は各2選手がユース・オリンピックへの出場資格を得る。
しかし、出場資格は1ヶ国に各スタイルとも最大2選手にしか与えられない。したがって全階級で優勝したとしても、全階級でユース・オリンピックに出場することはできず、その国の判断で各スタイル2選手に絞る必要がある。上位の選手に辞退選手が出た場合、下の順位の選手が繰り上がるので、2位、場合によっては3位以下であっても、運が良ければユース・オリンピックへの出場資格を得ることになる。(出場資格決定方法)
日本選手団は、男子グレコローマンが5月7日(月)、女子と男子フリースタイルは5月9日(水)、いずれも成田空港から韓国経由で現地へ向かう。
5月10日(木) 男子グレコローマン45・48・51・55・60・92・110kg級
11日(金) 男子グレコローマン65・71・80kg級 / 女子40・46・53・61・69kg級
12日(土) 女子43・49・57・65・73kg級 / 男子フリースタイル65・71・80kg級
13日(日) 男子フリースタイル45・48・51・55・60・92・110kg級
【総監督】西口茂樹(日本協会強化本部長)
【男子グレコローマン監督】竹下敬(香川・高松北高教)、【同コーチ】小柴健二(佐賀・鳥栖工高教)、吉岡治(京都・網野高教)
【女子監督】笹山秀雄(日本協会強化コーチ)、【同コーチ】成富利弘(東京・安部学院高教)、吉村祥子(エステティックTBC)
【男子フリースタイル監督】藤波俊一(三重・いなべ総合学園高教)、【同コーチ】田中秀人(滋賀・栗東高教)
【ドクター】田中哲平(関東労災病院スポーツ整形外科)、【トレーナー】川道幸司(国立病院機構愛媛医療センター)、【帯同審判】増田莊史(香川・多度津高教)、土居克也(愛媛・北条高教)
★はユース・オリンピック予選階級
【男子グレコローマン】
★45kg級 荒木瑞生(佐賀・鳥栖工高)
48kg級 尾西大河(佐賀・鳥栖中)
★51kg級 佐々木航(静岡・飛龍高)
55kg級 松井 謙(岐阜・中京高)
★60kg級 竹下航生(香川・高松北高)
65kg級 曽我部京太郎(愛媛・今治西高)
★71kg級 山田 脩(千葉・日体大柏高)
80kg級 樋口徹心(兵庫・神港学園高)
★92kg級 三浦哲史(京都・網野高)
110kg級 野崎健悟(愛知・名古屋工高)
【女子】
40kg級 横山心音(高知・岡豊高)
★43kg級 植野晏奈(大阪・堺リベラル高)
46kg級 伊藤 海(京都・網野高)
★49kg級 藤波朱理(三重・いなべクラブ)
53kg級 徳原姫花(高知・高知東高)
★57kg級 尾﨑野乃香(JOCエリートアカデミー/東京・帝京高)
61kg級 屶網瑠夏(愛知・至学館高)
★65kg級 中井ほのか(愛知・至学館高)
69kg級 小田梨英瑠(群馬・館林商工高)
★73kg級 鏡 優翔(JOCエリートアカデミー/東京・帝京高)
【男子フリースタイル】
45kg級 五木田琉(東京・町田一中)
★48kg級 弓矢健人(三重・大安中)
51kg級 野坂晃誠(福井・敦賀気比高)
★55kg級 藤田 颯(埼玉・花咲徳栄高)
60kg級 萩原大和(埼玉・花咲徳栄高)
★65kg級 佐藤匡記(JOCエリートアカデミー/東京・帝京高)
71kg級 高田 煕(千葉・日体大柏高)
★80kg級 高橋夢大(京都・網野高)
92kg級 下地智也(沖縄・浦添工高)
★100kg級 出頭 海(茨城・鹿島学園高)