※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子グレコローマンの全日本チームと両スタイルの西日本学生選抜チームが参加しているダン・コロフ-ニコラ・ペトロフ国際大会・最終日は3月25日、最後のセッションのファイナルが行われ、決勝に進んだ男子グレコローマン60kg級の文田健一郎(日体大)は、2月のザグレブ・オープン(クロアチア)優勝のビルジル・ムンテアヌ(ルーマニア)にバック投げを決めるなどし、第1ピリオドでテクニカルフォール勝ち。男子グレコローマンの最優秀選手賞を受賞した。
文田は昨年の世界選手権(フランス)以来の国際大会を優勝で飾り、3大会連続優勝。2016年6月以降に出場した9大会、すべてでメダルを手にした。
敗者復活戦に回った男子グレコローマン67kg級の下山田培(警視庁)と男子フリースタイル125kg級の山口直人(徳山大)はともに敗れ、3位決定戦進出はならなかった。
各選手の成績は下記の通り。
【60kg級】文田健一郎(日体大) 優勝=16選手出場
決 勝 ○[Tフォール、1:24=8-0]Munteanu Virgil(ルーマニア)
準決勝 ○[フォール、4:29=6-1]Iliev Ivo(ブルガリア)
2回戦 ○[フォール、3:21=6-0]Horatau Teodor(ルーマニア)
1回戦 ○[フォール、4:48=14-3]Fuenffinger Mike(米国)
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【67kg級】下山田培(警視庁) 11位=22選手出場
敗復戦 ●[Tフォール、? =0-8]Mukhtarov Elman(アゼルバイジャン)
3回戦 ●[7-8]Firat Murat(トルコ)
2回戦 ○[9-8]Nestarov Nestar(ブルガリア)
1回戦 BYE
【125㎏級】山口直人(徳山大) 9位=9選手出場
敗復戦 ●[Tフォール、0:30=0-10]Koldovskyi Oleksandr(ウクライナ)
2回戦 ●[Tフォール、5:27=0-10]Kushkhov Muradin(ロシア)
1回戦 BYE
(以下、初日で敗退した選手)
【86㎏級】眞柴翔平(近大) 21選手出場
1回戦 ●[Tフォール、? =0-10]Todorov Bozhidar(ブルガリア)
※敗者復活戦へ回れず
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【97㎏級】竹内亮亘(帝塚山大) 16選手出場
1回戦 ●[Tフォール、4:20=0-10]Ciftci Ibrahim(トルコ)
※敗者復活戦へ回れず
【67kg級】川瀬克祥(シリウス) 22選手出場
2回戦 ●[1-3]Sahakyan Gevorg(ポーランド)
1回戦 ○[Tフォール、0:43=9-0]Pacurokowski Roman(ポーランド)
※敗者復活戦へ回れず
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【67㎏級】田口学容(中京学院大) 22選手出場
1回戦 ●[フォール、? =9-9]Petic Valentin(モルドバ)
※敗者復活戦へ回れず
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【77kg級】泉武志(一宮グループ) 29選手出場
1回戦 ●[Tフォール、1:34=0-9]Yakovliev Volodymyr(ウクライナ)
※敗者復活戦へ回れず
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【77㎏級】山﨑翔馬(九州共立大) 29選手出場
2回戦 ●[Tフォール、2:07=0-9]Abbrescia Riccardo(イタリア)
1回戦 ○[2-1]Navarro Ismael(スペイン)
※敗者復活戦へ回れず
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【77kg級】屋比久翔平(ALSOK)=負傷のため不出場