※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
【ビシュケク(キルギス)】アジア選手権最終日は3月4日、キルギス・ビシュケクで男子フリースタイル5階級が行なわれ、男子フリースタイル61kg級の小栁和也(山梨学院大)が銀メダルを獲得した。
小栁は初戦の2回戦で昨年のアジア・ジュニア選手権優勝のインド選手をテクニカルフォールで破り、準決勝で2016年リオデジャネイロ・オリンピック57kg級代表のアッボス・ラクモノフ(ウズベキスタン)を撃破した。決勝はオリンピック代表で昨年57kg級3位のヌリスラム・サナエフ(カザフスタン)に2-6で敗れ、金メダルを逃した。
小栁は昨年のアジア・インドア&マーシャルアーツ大会57kg級以来の国際大会のメダル獲得。61kg級では初出場でメダル獲得。
86kg級の白井勝太(日大)と92kg級の石黒峻士(日大)は、ともに1回戦と敗者復活戦で黒星。74kg級の保坂健(自衛隊)と125kg級の荒木田進謙(青森県協会)は、ともに初戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
男子フリースタイルは「銀2個・銅3個」を獲得。昨年の「金1・銅4」とほぼ同じ成績を残した。
各選手の成績は下記の通り。
【61kg級】小栁和也(山梨学院大) 2位=12選手出場
決 勝 ●[2-6]Sanayev, Nurislam(カザフスタン)
準決勝 ○[7-2]Rakhmonov, Abbos(ウズベキスタン)
2回戦 ○[Tフォール、3:48=10-0]Sharvan, Sharvan(インド)
1回戦 BYE
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【74kg級】保坂健(自衛隊) 10位=12選手出場
2回戦 ●[1-9]Kaisanov, Daniar(カザフスタン)
1回戦 BYE
※敗者復活戦に回れず
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【86kg級】白井勝太(日大) 9位=12選手出場
敗復戦 ●[警告失格、5:06=2-7]Punia, Deepak(インド)
1回戦 ●[3-10]Orgodol, Uitumen(モンゴル)
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【92kg級】石黒峻士(日大) 7位=10選手出場
敗復戦 ●[Tフォール、5:41=2-15]Soliev, Azizbek(ウズベキスタン)
1回戦 ●[2-9]Davlumbaev, Adilet (カザフスタン)
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【125kg級】荒木田進謙(青森県協会) 12位=13選手出場
1回戦 ●[0-4]Natsagsuren, Zolboo(モンゴル)
※敗者復活戦に回れず