※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
イランのメディアによると、イランのレスリングが国際オリンピック委員会(IOC)の規則に準じ、世界レスリング連盟(UWW)によって1年間の国際大会の出場停止処分を下される可能性が出てきたという。昨年11月のU-23世界選手権(ポーランド)の男子フリースタイル86kg級でアリ・レザ・モハマド・カリミマチアニ(イラン)が次の試合でイスラエル選手との闘いを忌避するため、アルカン・ザブライロフ(ロシア)に故意に負けたのではとの疑いがもたれたことの影響(関連記事)。
イラン協会のラスール・ハデム会長はUWW本部のあるスイスを2回訪れて交渉し、最終的な結論を2ヶ月先延ばしにすることに成功したとのことが、「状況はかなり深刻」と報じている。