2017.10.06

世界V5のジョーダン・バローズ(米国)がイランのクラブ・チームに加入か?

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

イランでの世界クラブ選手権出場が実現するか、ジョーダン・バローズ(左=米国)。右は同じく参加が見込まれるへティク・ツァボロフ(ロシア)=2017年世界選手権

 イランの「スポーツ・メディア」が報じたところによると、今年の世界選手権の男子フリースタイル74kg級の王者で2012年ロンドン・オリンピックを含めて世界を5度制しているジョーダン・バローズ(米国)が、12月 にイラン・テヘランで行なわれる世界クラブ選手権で、イランのチーム「ビメフ・ラジ」のメンバーとして参加する可能性が出てきた。

 同チームが米国選手の参加に合意に達したことを明らかにした。具体的な選手名までは発表されていないが、メフラビ監督は「ジョーダン・バローズが来てくれることを希望している」と話した。

 政治的に対立関係のある両国だが、レスリングでは友好国。バローズはイランで行なわれた2013年と今年のワールドカップに参加。イランの観客は自国の選手にこだわらず強者を応援し、敬意を表する傾向があり、熱狂的な歓迎を受けていた。

 ワールドカップが国別対抗戦であるのに対し、同選手権はクラブ・チームによる団体戦。賞金は優勝チーム2万5000ドル(約275万円)、2位1万5000ドル、3位1万ドル。昨年は米国(NYAC)や欧州、アジアから16チームが参加した。

 「ビメフ・ラジ」は一昨年の優勝チーム。チームは基本的に一つの国の選手で構成されるが、2選手までの外国選手の参加が認められている。「ビメフ・ラジ」はバローズのほか、今年の世界選手権の決勝でバローズに敗れたヘティク・ツァボロフ(ロシア)の参加も見込んでいるもよう。