※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
【男子グレコローマン80kg級・決勝】
Manukyan, Maksim(アルメニア)○[5-0]●Kuliev, Radik(ベラルーシ)
リオデジャネイロ初戦敗退の屈辱をはね返して世界一のマクシム・マヌキャン(アルメニア)=撮影・保高幸子
左から2位=ラディク・クリエフ(ベラルーシ)、優勝=マクシム・マヌキャン(アルメニア)、3位=パスカル・エイセレ(ドイツ)、エルビン・ムルサリエフ(アゼルバイジャン)=撮影・保高幸子
【男子グレコローマン80kg級・優勝】Manukyan, Maksim(マクシム・マヌキャン=アルメニア)
1987年12月10日生まれ、29歳。13歳からレスリングを始める。カデット、ジュニア時代に国際大会での実績なし。2013年のトー・マスターズ国際大会(デンマーク)3位あたりから台頭し、同年のユニバーシアード84kg級2位、世界選手権8位。
2014年世界軍隊選手権85kg級3位、2015年欧州大会5位のあと、2016年のオリンピック世界予選第1戦で2位となり、リオデジャネイロ・オリンピックのマットへ(初戦敗退)。2017年はパリGP優勝、ウクライナ国際大会3位、トビリシ国際大会2位などを経て、初の世界一に輝いた。
《1回戦~決勝の成績》
決 勝 ○[5-0]Kuliev, Radik(ベラルーシ)
準決勝 ○[フォール、1:55=7-0]Datunashvili, Zurabi(ジョージア)
3回戦 ○[3-0]Eisele, Pascal(ドイツ)
2回戦 ○[8-4]Kesidis, Alex(スウェーデン)
1回戦 ○[Tフォール、5:18=10-1]Ghaderian, Yousef(イラン)
【男子グレコローマン80kg級・2位】Kuliev, Radik(ラディク・クリエフ=ベラルーシ)
1992年7月10日生まれ、25歳、12歳からレスリングを始める。国際大会で台頭したのは22歳になってからという遅咲き選手で、2015年U-23欧州選手権80kg級で3位。しかしシニアの欧州や世界選手権は代表になることができなかった。
2017年にベービ・エムレ国際大会2位、ワールドカップのメンバーに選ばれるなど飛躍し、欧州選手権で2位に躍進。7月のピトラシンスキ国際大会(ポーランド)でつまずいたが、世界選手権初出場でメダルを獲得した。
【男子グレコローマン80kg級・3位】Eisele, Pascal(パスカル・エイセレ=ドイツ)
1992年12月27日生まれ、24歳。5歳からレスリングを始める。2009年欧州カデット選手権69kg級3位、2012年欧州ジュニア選手権74kg級5位などの成績を残すが、シニアの欧州や世界ではメダル圏内に行けず、リオデジャネイロ・オリンピックには出場できず。
オリンピック直後の世界軍隊選手権80kg級で優勝。同年の世界選手権は7位。2017年の欧州選手権は13位と沈んでしまったが、今大会で巻き返した。
【男子グレコローマン80kg級・】Mursaliev, Elvin(エルビン・ムルサリエフ=アゼルバイジャン)
1988年8月17日生まれ、29歳。11歳からレスリングを始める。2005年欧州カデット選手権69kg級3位を経て、世界ジュニア選手権74kg級で2007年2位、2008年優勝の実績。2010年には欧州選手権2位へ。しかし、2012年ロンドン・オリンピックは国内予選を勝ち抜けずに出場できなかった。
その後、2014年世界選手権75kg級3位、2015年欧州大会優勝を経て、リオデジャネイロ・オリンピック7位へ。2016年ゴールデンGP決勝大会2位、2017年イスラム諸国大会優勝を経て、80kg級へ上げた世界選手権で銅メダルを獲得した。