2017.09.27

9・30~10・1ドミトリー・コーキン国際大会(ロシア)出場のチームが出発

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

ヤクーツクに向けて出発した日本チーム

 9月30日(土)~10月1日(日)にロシア・ヤクーツクで行なわれる男子フリースタイルの「ドミトリー・コーキン国際大会」に出場するチームが9月26日、成田空港から出発した。出場するのは軽量3選手で、いずれも先月の全日本学生選手権の優勝選手。奇しくもキッズ時代は同じクラブで汗を流したことのある選手となった。

 湯元健一監督(日本文理大職)は「3選手とも勝つ力のある選手。勉強とかではなく、勝つことを前提に闘わせたい。レスリング王国での大会でも自分の力を出し切れる選手だと思う」ときっぱり。勝つことにこだわって「自分の世界における立ち位置を見極めてほしい」と言う。

 北緯62度にあるヤクーツク(稚内は北緯45度、ヤリギン国際大会が行なわれるクラスノヤルスクは北緯56度)は北半球で最も気温が低い地域にあるうえ、盆地にあるので特に寒い都市。この日の最高気温は11度だったが、最低気温はマイナス2度。9月でも最低気温がマイナス10度を下回る時もあるという。

少数精鋭で挑む日本チーム

 3選手のうち2選手は今年1月に「ヤリギン国際大会」に出場しており、マイナス20度を下回る地域を経験している。しかし、日本も真冬の時期の遠征と、まだ夏日もあるこの時期に氷点下の世界に行くのとでは、コンディショニングは違ってくる。

 クラスノヤルスクでの試合経験もある湯元監督は「4人で情報を共有して対策を練っています。防寒をしっかりし、体が冷えないようにすることが大事。これも経験。どんな状況でも闘えるようになってほしい」と望んだ。

 9月30日(土)に57、65kg級が行なわれ、10月1日(日)に61kg級が行なわれる。


 ■57kg級・長谷川敏裕(日体大)「最近、日本は軽量級が強いと思われている。その名に泥を塗ることなく、自分の力を出してきたい。マークされた中でも勝ち抜きたい。(1月のヤリギン国際大会は初戦でロシア選手と闘って敗れたが)ロシア選手は瞬発力がすごく、ちょっと気を抜いたら4点技を取られる。粘りもすごいという印象がある」

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 ■61kg級・成國大志(青山学院大)「ロシアへの遠征は初めて。フリースタイルでは、ロシアの選手とは試合も練習もしたことがない。どんなレスリングをやってくるか不安もあるけど、わくわく感もある。ロシアのフリースタイルは世界一だと思っている。その中で実力を試してきたい。寒い地域には行ったことはないので、コンディションづくりも大変だと思うけど、これも経験」

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 ■65kg級・米澤圭(早大)「レベルの高い大会のようだ。自分の実力がどこまで通じるか、楽しみです。ヤリギン国際大会は1回戦でドイツ選手に負け、ロシア選手とは闘えなかった。今回は1試合でも多く勝ち抜き、ロシア選手と多く闘いたい。ロシアのフリースタイルの選手は体が柔らかく、予測していない技も仕掛けてくるので、対応できるようにしたい。(65kg級はオリンピック階級でなくなるという情報もあったが、残ることになり)どの選手も気合いが違うと思う。それに負けないよう、日本の65kg級の強さを見せたい」