※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子グレコローマン59kg級の文田健一郎(日体大)が世界王者に輝いた。男子の世界王者は、1983年の男子グレコローマン57kg級で江藤正基が輝いて以来、34年ぶり。この間、オリンピックでは5人の金メダリストが生まれているが、世界選手権での優勝はなかった。
世界選手権で決勝へ進んだのは、江藤と同じ年のフリースタイル2選手を含めて(グレコローマンの方が先に開催された)10人いる。いずれも敗れて銀メダル。1995年の和田貴広(現国士舘大監督)は、いったん手が上がりながら、当時のルールであるプロテスト(ビデオ・チェック要求=現在とは違い、試合終了後、最初から最後までチェックする)の末、銀メダルに終わっている。
※Gはグレコローマン、Fはフリースタイル、2007・10・11年はピリオド制
年 | 階 級 | 日本選手 | 勝 敗 | 対戦相手 | ||
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1983 |
G57kg | 江藤正基 | ○ |
8-5 | ● |
Fatkulin, Kamil(ソ連) |
〃 | F52kg |
朝倉利夫 | ● | 3-7 | ○ |
Jordanov, Valentin(ブルガリア) |
〃 | F57kg | 富山英明 | ● | 5-7 |
○ | Beloglasov, Sergey(ソ連) |
1986 | F52kg | 佐藤 満 | ● | 5-10 |
○ | Kim, Yong-Sik(北朝鮮) |
1989 | F68kg | 赤石光生 | ● | 3-8 | ○ | Bovdaiev Boris(ソ連) |
1995 | F62kg | 和田貴広 | ● | 5-6=5:14 | ○ | Tedeev, Elbrus(ウクライナ) |
〃 | G48kg | 嘉戸 洋 | ● | 0-5 |
○ | Sim, Kwon Ho(韓国) |
2007 | G60kg | 笹本 睦 | ● | 1-2(3-0,1-1L,0-4) | ○ | Bedinadze, David(グルジア) |
2010 |
G60kg | 松本隆太郎 | ● | 1-2(1-0,0-1,0-1) | ○ | Aliyev, Hasan(アゼルバイジャン) |
2011 | F66kg | 米満達弘 | ● | 0-2(0-1,0-3=2:05) | ○ | Taghavi Kermani, Mehdi(イラン) |
2014 | F74kg | 高谷惣亮 | ● | 2-8 | ○ | Tsargush, Denis(ロシア) |
2017 | G59kg | 文田健一郎 | ○ | 2-1 | ● | Ainagulov, Meirambek(カザフスタン) |